秋田県 両関酒造 翠玉 特別純米 滓がらみ生 ~爽やかな刺激を楽しむ一本~
みなさまこんばんは。一月も明日で終わろうとしている月末30日いかがお過ごしでしょうか。本日私の住む地域では抜けるような青空が広がり、真冬とは思えない過ごしやすい気候でした。このまま春を迎えるのでしょうか?
さて、そんな冬らしくない日にいただく一本はこちら
秋田県 両関酒造「 翠玉 特別純米 滓がらみ生」です。このお酒はときどき行く酒屋さんで購入してきました。このブログでは初登場ですね。
「翠玉」はここ数年人気の「花邑」を醸している両関酒造がリリースしている日本酒です。ちょこちょこ酒屋さんで見かけてはいたのですが、滓がらみの4合瓶は初めて見たので購入してました。(調べてみたら滓がらみの4合瓶は今期からラインナップされたそうです)
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと、蜜や仄かなパインを思わせるようなスィーティでやや柑橘よりな香り。口に含むとトロリとした飲み口から柔らかな甘味、しっとりとした旨味に微弱でフレッシュな酸味が程よく感じられ、余韻にはさらりとした苦酸味で軽やかにフェードアウト。
飲み始めは少し甘味が強いかな、とも思ったのですが、次第に甘味旨味のバランスの良さが感じられ、滓がからむことにより酸味と旨味が増し、生酒らしいフレッシュさも合いまってよりジューシーな味わいに。
おー、これはなかなか、にごりの旨味とパインのような甘味と程よい酸味のジューシーさ。なんとなくですが、これ而今のにごりと花陽浴の美山錦のいいとこ取りしたような印象。スッキリしつつも華やかでもあり口当たりも良く、バランスも良く、後味も軽快。
2日目になると香りはだいぶ穏やかに。口に含むとトロスッキリとした飲み口から、少し苦味を伴った心地よい甘酸っぱさ。最後の方になるとより滓がからむと、より旨味が増します。スッキリとした甘苦酸味にやや旨味のボディが膨らむ味わい。余韻に少しだけくっきりとしたキレも顔を出してきます。
もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、サーモンのカルパッチョやしめ鯖なんかの少し酸味のある料理なんか良いかも。
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原料米 秋田県産米100%使用
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合 麹米 55% 掛米 59%
アルコール分 15度
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「翠玉」初めて飲んだのですが、程よくスッキリしている中に華やかながら軽やかなジューシーさがあり、アルコール度数15度という軽快さもあり、まさに今風の味わいかと思いました。先日飲んだ酒屋八兵衛もそうなのですが、まだまだ知名度がまだまだ低いのが残念ですね。特にこの翠玉なんかは20~40代くらいの女性がゆったり飲むのにピッタリな日本酒かとも思いました。
どうもごちそうさまでした。
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