佐賀県 光栄菊 Anastasia Green 2020BY ~青爽やかなGreen Mum~
みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域では薄曇りの肌寒い1日でした。
さて、本日の一本はこちら
佐賀県「光栄菊 Anastasia Green(アナスタシア グリーン)無濾過生原酒」です。こちらは、ちょこちょこ行く酒屋さんで購入してきました。光栄菊は昨年の12月にSnow Crescentを頂いていますね。今回のアナスタシア グリーンは初ですね。この「アナスタシア」はギリシャ語で“復活した女性”の名を冠し、「アナスタシア グリーン」とは菊の品種名だそうです。最初はなぜ、この桜の時期に菊?と考えたのですが、この日本酒には酒米の「さがの華」が使われており、ちょうどお米の収穫時期が菊がもっとも美しい時期と重なり合うため、このようなネーミングにしたのかな、なんて思いました。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと爽やかにシトラスやミント、仄かに青リンゴや乳酸チックなフレーバー。口に含むとややトロリとした飲み口の中にプチプチとした優しくフレッシュな酸味に蕩けるような甘旨味。余韻はするりと滑らかにやや柑橘っぽさを感じさせる苦味でキュッと心地よく〆ていきます。スッキリと爽やか軽快に。ALC13度に軽快ながらもボディは弱すぎず細マッチョな印象。個人的には、もうちょっと甘旨味を感じたいかな。あ~でもこの抜けるような爽やかさが、このお酒のコンセプトなら納得かな。すっごく絶妙。この蕩けるような甘旨味が食中酒としてもイケる感じで、真鯛の活〆のお刺身と頂いているのですが悪くはないですね。
2日目になると、香りは蒼さを感じる爽やかなリンゴ+乳酸。まるで若草を連想させます。口に含むと、ややトロリとした飲み口から、微弱な酸味にまろやかでふくよかさを感じる甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味がやや長めにゆるりとフェードアウト。2日目は余韻の苦酸味がやや強めに感じられるかな。しかし初日よりも味に膨らみがでてきましたね。こちらの方がより食中酒として幅広く、和洋中と色々な料理と合わせられそうでペアリングを考える楽しみが増しますね。
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光栄菊 Anastasia Green(アナスタシア グリーン)無濾過生原酒
原材料名 : 米(国産)米麹(国産米)
使用米 : さがの華
アルコール分 :13度
精米歩合 : 60%
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最近は低アル原酒がトレンドなのかな。新政も今期のエクリュを13度原酒でリリースしましたね。また秋田の天花は原酒でアルコール分8%という驚きの低アル原酒を出していました。この低アル原酒の流れはちょっと続きそうですね。
それにしても光栄菊の人気は凄いですね。日に日に人気が増してきているようで、ある酒屋さんだと購入制限や抽選販売?なところもあるようですね。何気に今月号のサライの表紙しも取り上げられている光栄菊。次回のリリースが楽しみですね。
どうもごちそうさまでした。
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