青森県田酒純米吟醸山廃　～旨味酸味爽やかに～

2020年9月11日

みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域では日中夏のような暑さと、青空にもくもくとたたえる入道雲が垣間見れました。まだまだこれからも残暑は続きそうですかね。

さて、そんな残暑が続きそうな週末に頂いている一本はこちら

青森県「田酒純米吟醸山廃」です。こちらはそこそこ行く酒屋さんで購入しました。田酒の純吟山廃は２年前に飲んでいますね。その時のラベルと比べると、今年はシックなディープグリーンのラベル地へとチェンジしていますね。ちょっと前に頂いた、田酒のスパークリングも昨年は外ヶ浜ブランドだったのが、今年は田酒ラベルとしてリリースされていましたね。

２年前に頂いた純米吟醸山廃は甘旨味がけっこう強かった印象ですが、今年はどうでしょうかね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとややリンゴのような爽やかな香りがふんわりと。口に含むと口に含むとトロスッキリとした飲み口から程よい甘旨味にそれらを下支えするかのような微弱な酸味。余韻はスッキリとした苦酸味が程よく舌先に残りつつフェードアウト。けっこう酸味がきいているかな。トロッとしたエキスチックな旨味よりも爽やかな酸味の方が前に出ている感じかな。２杯目以降になるとトロスッキリとした甘旨味と爽やかな酸味がクロスオーバーし、爽やかながらコクや深みのある滑らかな味わいに。トロリとしたエキス感のある旨味とスッキリとした爽やかな酸味のバランスがいい感じですね。

２日目になると香りは青リンゴのような吟醸香がふんわりと。口に含むとトロスッキリとした飲み口からスッキリとバランスよく広がる甘旨味。余韻は軽やかな苦酸味で軽快にスッキリとキレていきます。最後の方になると余韻にやや辛さも感じられるようになってきますね。

もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、トロやカンパチなどのちょっと脂の乗ったお刺身なんかがいいかな。