福島県 ハート天明 ~10年ぶりのリリース~

みなさまこんばんは。3月11日木曜日いかがお過ごしでしょうか。

さて、本日の一本はこちら

福島県 「曙酒造  ハート天明」です。こちらは時々行く酒屋さんで、購入してきました。この日本酒は東北・福島の被災地復興を元にした、「感謝のハート」と「熱いエール」が込められた一本。この「ハート天明」は2011年にリリースされ、この度十年ぶりにリリースされた一本です。実はこのお酒を購入することにより、一升瓶で600円、4合瓶で300円が「あしなが育英会東日本大震災津波遺児基金 Save the Children JAPAN」へ分散寄付される仕組みになっているそうです。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと、爽やかなリンゴのような香り。口に含むとややトロリとした飲み口から、やや堅めながらも艶やかで滑らかな甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で程よくキレていきます。この艶やかで滑らかな甘旨味が複雑さを帯びながら、スッキリとシャープな苦酸味でキレていく感じ。爽やかな味わいが主体ながらも、裏ラベルにある通り、新酒から大吟醸など8種類をブレンドした日本酒。新酒らしい爽やかさから様々な複雑味を帯つつも濃醇かつ余韻は軽快にでハニーのような心地よさ。

2日目になると、香りは爽やかなリンゴのよう。口に含むとトロスッキリとした飲み口から、滑らかに爽やかに軽快な甘旨味に程よく複雑味を感じさせる苦酸味に余韻のキレ。全体的にスッキリと爽やかに頂ける味わいですね。

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福島県 曙酒造 ハート天明

原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール

アルコール分 : 15度

1回火入れ

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裏ラベルには

「私達を支えて下さる皆様へ、曙酒造のお酒を飲んで下さる皆様へ、生まれ育んでくれる愛する郷土・自然へ、『感謝のハート』をしっかり胸に携え、世界中の頑張っている皆様へ熱いエールを込めて。」 皆様に支えていただきながら、自分達にできることすべきことを考えを歩んで参りました。僕たちはこの土で酒造りを継続することができています。あれからとこれから、10年が経過するいま。過去に想いを馳せ、未来に願いと希望を込めて、すべてに感謝の想いを、そして熱いエールを込めて。笑顔の輪を拡げるべく『日本酒の力』『日本酒の輪』を信じて。・県産米の仕込をベースに、新酒、山廃、生酛、純米、純米大吟醸、大吟醸などを8種ブレンドしています。

とあります。

2011年の震災から10年の節目の2021年。昨年から暗い影を落とすこの新型コロナウィルスの蔓延状況。味わい云々よりも、今日この日にこのお酒を頂けることに感謝します。末端の日本酒飲みとしては、このように日本酒を飲むことによって購入金額の一部がクラウドファンディングのような形で蔵元を通して、必要な地域や団体へ寄付として充てられる取り組みは今後も増えていくことを願いたいと思います。より多くの人々が笑顔に、チャリティーSake!&2021年献杯!

どうもごちそうさまでした。