佐賀県 鍋島 肥州 ブルーラベル 愛山 ~愛山100%の普通酒!?~

みなさまこんばんは。私の住む地域ではだいぶ朝晩寒さを感じさせるようになりましたね。しかし日中の日差しは結構強い感じで、この時期生酒を購入して持ち運ぶのには正直気を使いますね。

さて、本日頂いている一本はこちら

鍋島 肥州 ブルーラベルです。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。鍋島は今年の6月下旬にサマームーンを頂いていますね。こちらは普通酒ながら愛山米100%使用の一本。個人的には鍋島はどれも旨いと思うのですが、今回は普通酒で愛山100%に惹かれ購入してみました。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと仄かに香る吟醸香。口に含むとややトロスッキリとした飲み口から爽やかな酸味。まったりスッキリ柔らかに広がる甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で程よくやや長めにキレていきます。スッキリとした中に愛山らしい旨味を感じます。どっしりとは真逆なライトに爽やかで程よくジューシーさのある味わい。こりゃ軽いですね~。軽いながらも愛山の旨味が程よく乗りつつ爽やかな酸味が相まってスイスイと盃が進みますね。温度がやや上がってくるとより愛山の旨味が感じられるようになりますね。

2日目になると、爽やかにバナナや白桃、ライチのような香り。口に含むとややトロスッキリとした飲み口から爽やかに愛山らしい甘旨味を感じさせつつ、甘美でバランスの良いとろけるような、ジューシーさが広がります。うぉぉぉ!昨日よりも一気に味わいが開いてきた感じですね。昨日はどうも爽やかでライトながらもやや薄い印象だったのですが、2日目になりパカッと愛山らしい、甘旨味と鍋島らしい綺麗な酸味が重なり合い、見事にマジカルな味わいに。やはり根底で下支えする酸味なのかな。初日よりも甘旨味と酸味が増しつつも、余韻のキレもよく味わえますね。

3日目になると香りは穏やかにうっすらと白桃っぽい香り。口に含むとややトロリとした飲み口から、スッキリとクリアーにバランスよく広がる甘旨味。余韻に程よい苦酸味でややピリリとしつつスッキリとやや長めにキレていきます。3日目にして酸味はだいぶ落ち着いてきたものの、程よく愛山の旨味を感じさせつつ、飲み応えやコクも感じさせつつの雑味のないクリアーな味わい。昨日よりも、よりバランス感やクリアーさが出てきた感じ。

4日目は外出のため飲めず。

5日目になると香りはややスッキリと甘爽やかな感じ。口に含むとトロスッキリとした飲み口からスッキリとクリアーかつ軽快に広がる甘旨味。余韻は嫌みなくサッと短めに心地よくキレていきます。うーん、軽快で軽やかですね。軽快で軽やかながら程よく愛山らしい旨味を感じさせますね。

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佐賀県 鍋島 肥州 ブルーラベル 愛山

原材料名 : 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール

アルコール分 : 15度

使用米 : 愛山100%

精米歩合 : 60%

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いやぁこりゃ見かけ次第、間違いなく買いな一本じゃないでしょうか。普通酒だからか、一升瓶で税込み価格\2035円という脅威のハイコストパフォーマンスな一本。日を追うごとに味わいが洗練されていき、唯々驚かされる一本でした。

どうもごちそうさまでした。