奈良県 春鹿 純米吟醸 七夕酒

2020年7月13日

皆様こんばんは。変わらず暑い日が続いていますね。広島、岡山、山口などの豪雨被害状況が日々露わになってきていますね。無関心ではいられませんが、何か自分にできることはないのかな、と考えさせられる日々です。

さて本日の一本は奈良県 今西清兵衛商店の春鹿 七夕酒です。

この日本酒も先日の春鶯囀の「夜空の恋音」と同じ、この時期限定の呑切り 七夕酒となります。

「夜空の恋音」は比較的熟成感のあるお酒だったのですが、こちらの春鹿はどうでしょうか。

では、さっそく頂きましょう。

上立ち香は甘くフルーティーで爽やかなメロンのような香。ややとろみのある飲み口からは大きな甘味と若干の苦みを感じます。コクや旨味も輪郭を表します。すっきり甘口のお酒ですが、立体感や深みもある、いい日本酒ですね。やはり酒屋さんや酒販店さんなどのプロが選んだお酒ですね。

前回のこのブログでも書かせて頂いた春鶯囀の「夜空の恋音」とは全く違うテイストの七夕酒で面白いですね。(造り手も選び手も全く違うので、「七夕」というコンセプトは一緒でも味わいが違うのは当然なのですが…)

しかしこの七夕酒のように時期限定で各々の蔵に対してプロが選び抜いたタンクの一本というのはやはり美味しいですね。私のような素人でも安心して?飲むことができます(笑)

この春鹿の七夕酒に合わせたい食べ物を考えてみると、比較的甘さが全面に表れてくる感じのお酒なので、個人的にはキムチやマリネ系などの酸味のある食べ物が欲しくなります。全体的にはスッキリ甘口のお酒なので食前酒向きなのかもしれません。

ラベル横

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スペック

春鹿 七夕酒 純米吟醸生詰原酒

原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)

精米歩合 60%

アルコール度数 17度

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先月この今西清兵衛商店の「春鹿の夏しか」を飲んだのですが、やはりこちらの方が味わい深い気がしますね。「春鹿の夏しか」もスッキリして飲みやすいのですが、こちらの方が甘味やコクなどが感じられ、さすがプロが選んだ一本だと思います。ちなみに選定タンクは117号だそうな。

どうもごちそう様でした。