福島県 宮泉銘醸 写楽 純米吟醸 播州山田錦
皆様こんばんは。連日30度以上の猛暑日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
私は早くも半ば夏バテぎみなのか、単純に飲み過ぎなのかやや疲労が溜まっている感覚を覚えています。
さて、そんななか今夜紹介する一本は、福島県 宮泉銘醸の醸す一本「写楽 播州山田錦」です。
この「写楽 播州山田錦」は一回火入れで穏やかな吟醸香、優しい旨味み、爽やかな酸味を感じられる特徴があります。
では、さっそく頂きましょう。
上立ち香はフルーティーなマスカット系の香。これは美味しそうな吟醸香ですね。
口に含むと柔らかな旨酸味から、甘旨みと昇華していき、味のコクを感じつつ、若干の苦みを伴い消えていく感じです。前回飲んだ愛山よりも喉越しにやや苦みがあり、もちろん山田錦の味わいの主張が全面に押し出されている感じはあるのですが、この「播州」は一般的な山田錦と比べると、コクや甘味が強い？気もします。
個人的にはやはりこの写楽の造りの味わいに対する魅力は、「甘味、旨味、酸味の絶妙なバランス感」ではないかと感じます。口に含んだ後の甘酸味と口の中に佇む甘旨みと、喉越しのやや苦みを含んだ飲み口、その絶妙なバランス感が魅力ではないかと感じます。
では、そのような中、このお酒に何か食べ合わせるとしたら何がよいのでしょうか？
色々考えたのですが、結構難しいですね…私の食のレパートリーや知識不足なのは重々あるのですが…
飲みながら考えついたのは「もしかしてブルーベリーや木イチゴ系の酸味がきいたさっぱりとしたフルーツ系の果実などと頂きたいかも」という結論に至りました。
酒と食のペアリングについては、もっと勉強しなくてはいけませんね。
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福島県 宮泉銘醸 純米吟醸 写楽 播州山田錦
アルコール分 16度
原材料名 米(国産) 米麹(国産米)
原料米 兵庫県産 山田錦100%
精米歩合 50%
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この宮泉銘醸の「写楽」に関しては数年前より飲んでいるのですが、年々お酒としての魅力や実力は増している感じまもします。今年私の中で美味しいと思った群馬県の貴娘酒造の咲耶美のようのように、最近は「甘味×酸味」のような味わいの日本酒が個人的に好きな傾向にあります。