福島県 冩楽 おりがらみ 壱 2022BY ~フレッシュにバランス良く~

みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日いかがお過ごしだったでしょうか。さぁ今年も残すところ後10日あまりとなりましたね。

さて、そんな水曜日に頂いている一本がこちら

「冩楽 純米吟醸 おりがらみ 壱」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。この冩楽は昨年も飲んでいますね。最近だと今年の夏に酒未来で醸した冩楽を飲んでいますね。数年前まではちょっと硬さのある印象だったおりがらみ壱ですが、昨年はけっこう味わいの印象が良かったので今年も飲んでみようかと思います。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと爽やかに白桃、やや柑橘っぽさやミルキーさも。口に含むとややトロリとした飲み口から柔らかくバランスの良い甘旨酸味から、余韻はスッキリとした苦酸味で爽やかにキレていきます。若干ながら硬さを感じさせるも一杯目としたら許容範囲。むしろもっと硬いイメージがあったんですが、今年も一杯目から程よく柔らかにバランス良く頂けますね。

いなだのお刺身と頂きます。

あぁ~こんな感じね!ちょっと冩楽の甘味が全面に出るけど、余韻の苦酸味がいい塩梅で〆ていきますね。まぁ悪くはないっすね。悪くはないんだけどこの冩楽にはやはりウォッシュ系…いや青カビ系のチーズかなぁ。

2日目になると香りはメロンにうっすらピーチのような甘爽やかさ。口に含むと、ややトロリとした飲み口からフレッシュかつクリアーに広がる甘旨酸味。余韻はスッキリとした苦酸味で程よくキレていきます。いやぁ2日目もバランスいいですね~。おりがらみの生酒でこのバランスの安定感はさすがですね。香りの良さに甘味旨味の膨らみに余韻の苦味の爽やかさ。最後の方になると滓が増してきてより甘味を感じさせるようになってきますね。

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福島県 冩楽 純米吟醸 おりがらみ 壱 2022BY

原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)

精米歩合 : 50%

アルコール分 : 16度

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今年も頂きました「冩楽 純米吟醸 おりがらみ壱」 。初日からフレッシュに柔らかくバランスの良い味わいでした。やや甘味を感じさせるジューシーさとキレの爽やかさ。やはり冩楽の生酒は新酒らしいフレッシュさにおりがらみの甘味を感じさせつつバランス良く頂ける一本でした。

どうもごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

ちょっと余談

今年に入り冩楽はやや強気な値上げに踏み切りましたね。この値上げによって、今後どこまで日本酒ユーザーが冩楽ブランドについていけるのか気になるところ。(某酒屋では未だになごしざけの一升瓶が置いてあったりと💦)やはりここにきて時代は変わり冩楽や飛露喜といったブランド名は残りつつも、今や寒菊銘醸や信州亀齢などに目が向いているユーザー多くなっている印象。SNS普及による情報の広がりや各蔵の酒質向上もあり、飲み手もどの銘柄をチョイスするか考えますわね。