新潟県 謙信 ひやおろし ~スッキリまろ爽やかに~

みなさまこんばんは。いやぁ肌寒い一日でしたね。私の住む地域では秋を通り超し、初冬のような朝晩でした。今年の秋はこれからですよね。

さて、そんな秋を通り超したかのような日に頂いている一本がこちら

新潟県 「謙信 ひやおろし 純米吟醸」です。こちらはそこそこ行く酒屋さんで購入してきました。このブログでは初登場ですね。前々から謙信は飲んでみようと思っていたのですが、中々タイミングが合わず今頃になってしまいました。

ラベルは「謙信」とだけ書かれた無骨な印象ですね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとややビターなチョコレートっぽさや爽やかな葡萄のような果実香。口に含むとややトロリとした飲み口からスッキリと軽快な甘旨味。余韻はスッキリとした苦味でキレていきます。フラットに滑らかにやや乳酸チックな味わいに余韻のキレの良い苦辛味。柔らかな口当たりからひやおろしらしく膨らみも感じさせ、キリッとややシャープなまとまり具合。ん~悪くはない、けれども個人的にはもう一歩踏み込んで欲しい味わい。2杯目になると程よく微弱な酸味を感じさせ、滑らかな甘旨味と混じり合い、スッキリと軽快に頂けます。ん~、やはり個人的にはもう一歩踏み込んで甘旨味を感じたいと思わせる味わいかな。

2日目になると、香りはスッキリと爽やかな葡萄のよう。口に含むと、ややトロリとした飲み口からまろやかな甘旨味からキリッとした印象の苦辛酸味で程よくキレていきます。昨日よりも滑らかなにまろやかに。どことなくまだ硬さもあるような感じ。少し日を置くと、またちょっと味わいの変化が楽しめそうかな。

3日目休刊日

4日目になると香りは爽やかなマスカットのよう。口に含むとややトロスッキリとした飲み口から滑らかで爽やかな甘旨酸味が広がり、余韻はスッと短めにナチュラルにキレていきます。4日目にしてきましたね~。旨味が乗って旨味主体に甘酸味が心地よく広がりますね。どことなくメロンのような含み香も。

ちょっと脂の乗ったブリのお刺身と合わせると

うんま!脂の乗ったブリが謙信の旨味とマッチしつつ、心地よい苦酸味でキレ流してくれますね。

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謙信 純米吟醸 ひやおろし

原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)

精米歩合 : 50%

アルコール分 : 17度

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いやぁやはり睨んだどおり日にちを置くことで味わいが乗ってきましたね。4合瓶でも悪くはないけど、やはり一升瓶でゆっくりと向き合いたいお酒かな。価格も50%磨きの純米吟醸で税込み\1,500円を切り、一升瓶でも\3,000円以下というお値打ち価格。味わい、価格共にもっと評価されてもよい一本かと思いました。

どうもごちそうさまでした。