福島県 にいだしぜんしゅ 秋あがり ～ミルキーな旨バランス～
みなさまこんばんは。心地よい秋晴れの木曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域では昨日今日と心地の良い秋晴れが続いています。
さて、そんな心地よい秋晴れの日に頂いている一本はこちら
福島県 「仁井田本家 にいだしぜんしゅ 秋あがり」です。こちらは比較的近くの酒屋さんで購入してきました。仁井田本家の秋あがりは、このブログでは初ですね。仁井田本家のお酒では、今年の７月にオーク樽貯蔵を頂いています。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと香りは優しく甘酸っぱい蜜のよう。ややバニラっぽさも交えるかな。口に含むと、トロリとした飲み口から、滑らかにやや重たさのある甘旨味に微弱な酸味と複雑味が顔をだし、余韻はまろやかな苦産味でキレていきます。いやぁ濃密ながらスルリと爽やかでちょっとクセのある複雑味。２～３杯飲み進めると濃密な甘旨味がややまろやかになり、クリーミーな旨味が優しく広がります。あぁ、キレもいいですね。キレ良く余韻の苦酸味が心地よく多幸感を感じさせますね。
２日目は所用で飲めず。
３日目になると香りはうっすらとミルキーさと柑橘っぽさが入り混じったような爽やかさ。口に含むとトロスッキリとした飲み口から、滑らかでミルキーな甘旨味。余韻はスッとキレ良く爽やかな苦酸味と軽やかな複雑味と渋味でキレていきます。ん～、バランスいいですね～。このブレのないナチュラル感。酸味よりも甘味が全面に感じさせ、余韻の軽快な複雑味が良い深みとバランス感を演出しているかのようです。
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仁井田本家 しぜんしゅ 生酛 秋あがり
アルコール分 16度
精米歩合 80%
原材料名 : 米(国産)、米糀(国産米)
自然栽培米
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やはり仁井田本家のしぜんしゅは飲ませてくれますね。嫌みや飾り気なくナチュラルに旨いですね。そしてそんな旨さを知ってか、この日本酒を購入する際にお店の店員さんと話をしたら、結構若い人がこの買っていくとのことでした。
「仁井田本家のお酒を若い人が買う…?」
ちょっと気になって調べたところ、なんでも”酒と恋には酔って然るべき“といったマンガに出ているみたいですね。
しかし、このしぜんしゅの秋あがりを飲んでいると、やはりこのお酒と飲み比べたくなりますね。
うーん、この飲み比べはやはり面白いですね。にいだしぜんしゅも常温でもう少し日にちを置いたらもっと楽しめるかもしれませんね(笑)
どうもごちそうさまでした。