福井県 黒龍 大吟醸 ~正月酒の一本として~

みなさまこんばんは。三連休の中日いかがお過ごしでしょうか。私は気晴らしに山梨県までドライブに行き、温泉と買い物を楽しんできました。やはりこの時期の温泉はいいですね。昭和町にある桜湯という温泉に行ってきたのですが、すべての浴槽が源泉掛け流しで入浴していると皮膚に小さな泡がまとわりつき、湧き出された源泉のパワーを体感させられました。

さて、そんな源泉パワーを感じさせられた日に頂いている一本はこちら

福井県「黒龍 大吟醸」です。こちらはそこそこ行く酒屋さんで昨年末に購入してきました。

いい加減、黒龍の大吟クラスは飲まないといけないな、と思いこちらをチョイスしました。干支ボトルや福ボトルとも悩んだのですが、まずはこの大吟醸から試したいと思います。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと、うっすらとメロンやピーチのようなおしとやかさ。口に含むと、ややトロリとした飲み口からクリアーに透き通るような甘旨味。余韻はスッキリとした苦辛味で程よくキレていきます。いやぁさすが黒龍の大吟醸、リッチな味わいですね。艶やかなお米の旨味が口の中でサッと溶けていきます。酸味はほぼ感じさせず艶やかで洗煉された中に感じさせるソリッド感。これは、一杯一杯をゆったりと食中酒として楽しみたい味わいですね。2~3杯飲み進めると、香りはマンゴーや蜜っぽいニュアンスに。少し温度が上がると滑らかさや甘旨味が心地よく膨らんできます。

今夜は新鮮な脂の乗ったイワシのお刺身と頂いているのですが、こりゃ旨いですね~。鮮度の良いイワシの脂の旨味と黒龍の洗煉された旨味が絶妙にマッチします。中トロやカンパチなんかとも、合せてみたいですね。

2日目になると、香りはうっすらと爽やかなお米の香り。口に含むとややトロスッキリとした飲み口からスッと綺麗に磨かれたお米の旨味がバランス良く広がり、余韻はスッキリとした苦味で程よくキレていきます。滑らかに膨らむ旨味がどこかしらに瑞々しささえも感じさせます。柔らかさもありつつクリアーでサラリとした余韻も。2~3杯飲み進めると程よいスムースな甘旨味も広がってきますね。

今夜も昨日と同じくイワシのお刺身と。

うんまいね~。あ~でもこうやって食べていると馬肉やローストビーフなんかとも食べ合わせたくなるかな。

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黒龍 大吟醸

原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール

使用米 : 山田錦100%

精米歩合 : 50%

アルコール分 : 16度

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黒龍大吟醸いいですね。さすが大吟醸だけあってクリアーな旨味や味わいのバランス感が違いますね。まさにこの時期らしくお正月の料理にも合わせやすい味わいかと思います。

例年ならばもうじき純吟の垂れ口がリリースされる頃ですね。今年も黒龍ブランドで出るのでしょうかね。

どうもごちそうさまでした。