福島県飛露喜無ろ過生原酒～飛露喜のバランス感～

2022年5月21日

みなさまこんばんは。週末の土曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域は日中雨が降り夕方頃には止んでいました。昨日の予報だと午後から降り出す予報だったのですが、このブログを書き進めているとやはり降ってきましたね。

さて、そんな落ち着かない天気の土曜日に頂いてる一本がこちら

「飛露喜特別純米無ろ過生原酒」です。こちらは昨年末に購入した一本です。なかなか飲むタイミングが合わず今日までおいておきました。飛露喜特別純米無ろ過生原酒は２年前にのんでいますね。前回はリリースされてから早めに飲んだのですが、今回はおよそ半年近く寝かした生原酒。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと甘爽やかさにうっすらカラメルっぽさ。口に含むとややトロリとした飲み口から、柔らかく甘味がやや大きめに広がり、余韻はスッキリとした苦味と微弱な酸味でキレていきます。甘味広がりますね~。やはり半年ほど寝かした為か若干の熟成感もあり余韻にやや渋味も。しかしいい塩梅で旨味が乗ってますね。２~３杯程飲み進めると、大きめな甘味がやや収まり旨味も程よく顔を出してきます。どことなく爽やかな酸味も感じさせるようになってきました。

アテは鰺のたたきと頂きます。

あ~いいすね~。新鮮な鰺のたたきに飛露喜の生酒。少しだけ飛露喜の方が当たりが強く感じさせるも悪くはないですね。いやこのくらいの味わいだと馬刺しや鯨のお刺身なんかの方がより美味しく頂けたかなぁ。

２日目になると、スッキリとしたバナナっぽさにややカラメルっぽさ。口に含むと柔らかな飲み口から微弱な酸味に滑らかな甘旨味。余韻は爽やかにスッとキレていきます。お！昨日よりもだいぶ印象が変わりましたね。２日目にして爽やかな酸味を感じさせ余韻も爽やか。爽やかさの中に旨味がひょこっと顔を出す感じ。爽やかな酸味と柔らかな旨味が奏でるハーモニー。あ~旨いっすね。２日目にしてこの味わいはちょっといい意味で裏切られました。

今日は上カツオのお刺身と頂きます。

あ～こりゃ旨いっすね。蕩けるようなカツオの上品な旨味と飛露喜のフレッシュな甘旨酸味とキレの良い味わいが良く合いますね。

３日目になると、香りは穏やかにややうっすらとバナナっぽさ。口に含むと、ややスッキリとした舌触りから甘旨味がシャープに膨らみ、余韻はスッキリとした柔らかさのある苦味でスッとキレていきます。３日目もいいいですね～。昨日の爽やかな酸味が穏やかになり、スッキリとした印象の中に甘旨味が程よく膨らみ余韻はスッと鋭く心地よく。もしかしたら、やや辛い？といった印象を持つ人もいるかもしれませんが、しかしそこはこのキレの良さを楽しんでもらいたいところ。

今日はイワシのお刺身と頂きます。