富山県 山笑楽 山廃 純米 ~チーズの食べ比べと共に~

みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日いかがお過ごしだったでしょうか。今週に入り私の住む地域では12月のような肌寒さを感じさせる気温でした。丹沢山頂付近では今季初冠雪が確認されたようで、紅葉よりも一足お先に雪化粧されましたね。

さて、そんな丹沢に今季初冠雪された日に頂いている一本がこちら。

富山県 「三笑楽 山廃純米」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。今年富山県に旅行に行った際にちょっと気になっていた銘柄です。たまたま近くの酒屋さんで取り扱いを初めていて、お勧めされたので購入してみました。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとうっすらとパインやオレンジのようにややスパイシーなニュアンスのある爽やかさ。口に含むとややトロスッキリとした飲み口から主軸のある輪郭を思わせる甘旨味。余韻はスッキリとした苦味で、程よくキレていきます。グラス一杯目、冷蔵庫で冷やしていた状態から頂いたためか、やや硬さを感じさせるように思わせるも本質的な部分は柔らかさをちらつかせる様相。余韻にかけて山廃らしい微弱で爽やかな酸味が心地良いですね。

本日のアテは太刀魚のお刺身でいただきます。

やや淡泊ながらも噛み応えのある程よい旨味の太刀魚にこの山廃純米の三笑楽。やや三笑楽の旨味が強く出てくるも食べ合わせ的には悪くないですね。ただなんとなくこれには青カビのブルーチーズなんかと食べ合わせたくなりました(笑)

2日目になると昨日よりも穏やかなスパイシーな香り。口に含むとややトロリとした飲み口から柔らかくまろやかな旨味。余韻はスッキリとした苦辛酸味でキレていきます。

昨日ブルーチーズが食べたくなったので、本日はブリー、ミモレット、ブルーチーズの三種食べ比べで頂きます。

まずは、ブリーから。お!なかなかいい相性ですね。ブリーの乳臭さと良く合います。続いてミモレット。うーん、これはちょっといまいちかな。ラストは本命ブルーチーズ。お~こりゃ旨いっすね。ちょっとブルーチーズは塩味が強いんですが、その塩っ気ともナチュラルにマリアージュしていく印象ですね。

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富山県 三笑楽 山廃純米

原材料名 : 米(国産)、米こうじ(国産米)

精米歩合 : 60%

アルコール分 : 16度

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初めていただいた三笑楽 純米山廃。造りの丁寧さが垣間見える美味しい一本ですね。また機会があったら別のラインナップも飲んで見たいですね。

どうもごちそうさまでした。