宮城県宮寒梅純米大吟醸無濾過中取り新酒生酒～深く濃く澄み渡り～

2023年1月21日

みなさまこんばんは。週末の土曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域は澄んだ心地よい青空が広がっていました。

さて、そんな心地よい冬晴れの週末に頂いている一本がこちら

「宮寒梅純米大吟醸無濾過中取り新酒生酒」です。こちらはほどほどに行く酒屋さんで購入してきました。店頭にちょこんと２本ほどあったので手に取ってみました。

宮寒梅を飲むのは久しぶりですね。昨年の10月に鶯咲カルテットを飲んで以来ですね。今回頂くのは新酒の純米大吟醸です。宮寒梅の新酒は初めてなので楽しみです。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとスッと蜜っぽさにややパインぽい爽やかさ。口に含むとややトロリとした飲み口から微弱な酸味にやや膨らみのある甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で心地よくフェードアウト。蜜っぽい甘味に爽やかな酸味がいいですね。いやちょっとこれ面白いですね。どことなく花陽浴の片鱗を感じさせつつも純大らしいお米の旨味を甘美に引き出したバランス感。ちょっと驚きの味わいですね。

真あじのお刺身といただきます。

お！こりゃいいすっね。新鮮なあじのお刺身に程よく重なりあってくれます。この宮寒梅はちょっと甘味を感じさせるから、どうかなぁって思っていたのですが食べ合せてみると意外に悪くなく、余韻の酸味のとのキレ味も良い具合ですね。

２日目になると香りは爽やかな葡萄、マスカットっぽさ。口に含むと、ややトロりとした口当たりから、柔らかくまろやかに均衡をを保ちつつバランス良く広がる甘旨味。余韻はスッと程よく軽快で微弱な苦酸味でとキレていきます。２日目になると全体的に味わいが落ち着きつつも、フレッシュさを残しつつ、よりクリアーにバランスの上質さを感じさせるようになります。

本日は昨年のオープン当初からお世話になっているもつ乃さんのモツ煮込みといただきます。