奈良県風の森夏の夜空 2022 菩提酛仕込み～夏の週末を彩る一本～

2023年6月24日

みなさまこんばんは。週末の土曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私は終日仕事に追われなかなかゆっくりとすることのできない１日でした。

さて、そんな週末に頂いている一本がこちら

「風の森 ALPHA TYPE1 夏の夜空 2022」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。毎年定番の風の森の夏酒。ボトルには菩提酛仕込みの首飾りがされており、今年から夏酒も菩提酛仕込みになったようですが購入の際に店主と話をすると、なんでも昨年の夏の夜空も菩提酛仕込みだったようです。敢えて告知はせず試験醸造的にリリースしたのでしょうかね。今年も内容量は500mlで価格も変わらず税抜き1200円という破格。昨今４合瓶でも1600円～1900円くらいがスタンダードになりつつある感覚で、内容量を下げつつ価格も抑えるといった塩梅。戦略的には十分アリですね。なかなか難しいかとは思いますが、中身を500mlで価格を1000円～1500円程度にした商材が昨今のご時世に見合うのかな、なんて思ったりもします。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとフワッとラフランスやメロンのような甘爽やかさ。口に含むと柔らかな口当たりからフレッシュかつ軽快で爽やかな甘旨酸味。余韻はスッキリとした苦味で程よくキレていきます。爽やかさ先行でありながらもまろやかで奥行き感のある旨酸味。そこに甘味も程よく表出し優しく繊細なジューシーさを醸しているかのよう。菩提酛仕込みだからかどことなく、コクのような旨味を滑らかに感じさせ、薄っぺらさを感じさせませんね。

兵庫県産のヨコスジフエダイと頂きます。