長野県 十六代九郎右衛門 山廃純米 秋あがり ~秋の始まりと共に~

2024年4月24日

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょか。私は昨日長野県の蓼科方面へ行ってきました。夜中に自宅を出発し朝から蓼科山に登ってきました。

朝だったらワンチャンあるかな?とちょっと期待したのですが残念ながら山頂はガスに被われていました。まぁこういった日もあるということで、次のお山の景色を楽しみにしたいものです。

山頂ヒュッテも閉まっていましたね。

サクッと下山し、下山後はそば&温泉でお腹と体をチャージ。

さて、そんな長野県蓼科を満喫してきた日に頂いている一本はこちら

十六代九郎右衛門 山廃純米 秋あがりです。こちらは長野県の茅野市にある初めて行く酒屋さんで購入してきました。今年頂いた九郎右衛門の山廃純米の印象がけっこう良かったのでこの秋あがりも購入してみました。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと蒸れたお米の香りの中からメロンや洋梨バナナのような甘爽やかさ。口に含むとややトロリとした飲み口から柔らかにやや濃醇に乗った旨味に微弱な酸味。余韻はスッキリとした苦酸味でキレていきます。旨味乗ってますね~。十分に乗った旨味に山廃の繊細で心地良い酸味。そして余韻のキレと苦味。甘旨苦酸クリアに広がっていきますね。飲み心地の軽さと秋あがりらしい旨味の乗りっぷりの共演が魅力的ですね。

アテはイトヨリ鯛といただきます。

あ~いいっすね。イトヨリ鯛のやや淡泊ながらもしっかりとした旨味に寄り添う感じ。しかしやはり山廃の秋上がりの方が旨味が強く出ますね。

ちょっと納得いかなかったので、剛田さんの無垢といただきます。

うぅーん。旨味倍増♪やはり困った時のチーズ。いや、でもこれだったらゴーダ風味のチーズよりもウォッシュタイプの方がより旨味の相性がいいかもしれませんね。

2日目になると、香りやや穏やかにメロンやバナナのよう。口に含むとトロスッとした口当たりから滑らかに広がる甘旨酸味。余韻はスッキリとした苦酸味で最後の方でややドライさを感じさせつつキレていきます。ん~、こりゃちょっと燗つけた方が良さそうな感じかな。

上燗~ぬる燗あたりで頂きます。

いやぁ旨いっすね!柔らかな甘旨酸味がナチュラルに旨味を中心に広がっていきます。冷酒よりも断然燗つけた方が好みですね。

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十六代九郎右衛門 山廃純米 秋あがり

原材料名 : 米、米こうじ

精米歩合 : 80%

アルコール分 : 16度

原料米 : 東条産山田錦100% (兵庫県東条産米100%使用)

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十六代九郎右衛門 山廃純米 秋あがり。濃醇なジューシーさにややドライなキレを感じさせますね。個人的には燗向けな秋あがりのお酒かなと思わせてくれる味わいでした。

季節は秋分の日を境に夜が長くなっていきます。まだ日差しは暑さを感じさせてくれるものの、体感の空気感は涼しく初秋の足音を思わせてくれます。今月も残り一週間程。秋の夜長が始まりますね。

どうもごちそうまでした。