新潟県 ヒメノイ calm おりがらみ氷温熟成 ~このエモさとジューシーさ~
みなさまこんばんは。12月も中頃に入り、忙しさ増す日々いかがお過ごしでしょうか。仕事やプライベートなどでやるべきことややっておきたいことなど考えたらキリがないくらいですね。
さて、そんなせわしない日々に頂いている一本はこちら
「石塚酒造 ヒメノイ calm おりがらみ氷温熟成」です。 こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。なにか面白いお酒はあるかな?とリーチンを覗いているとみたことのないお酒が。ちょっと調べて見ると、新潟県柏崎市高柳町にある石塚酒造が醸すお酒でHPには
「ヒメノイ」の日本酒
「ヒメノイ」のお酒は「凛麗芳醇」な味わいを保ちながらのアルコール度数16%程度を目指す原酒。
※原酒…できたお酒に水を加えてアルコール度数を1%以上落とす作業をしないお酒。
もともと「姫の井」(漢字)のコンセプトは「凛麗芳醇」。味わいがしっかりしていて後味キレる(すっきりする)お酒を意味しています。
「姫の井」はそのコンセプトの通り味わいがしっかりありながら後味切れる濃厚な原酒の出荷がほとんど。ただ、原酒ということもありアルコール度数は19.5%と高め。
お酒大好き&強い人にはストライクなお酒ですがアルコール度数が強すぎてなかなか飲みにくいという声も・・・でも加水してアルコール度数を落とすと原酒のしっかりした味わいもマイルドになってしまう。
そこで、カタカナ「ヒメノイ」では新しい「凛麗芳醇」を目指し、できるだけゆっくりと発酵させることでアルコール度数を16%程度に持っていき原酒の濃厚な味わいが出るような製造方法を行っています。
とのこと。またこの石塚酒造のスタンスとしては地元に根ざしたお酒ということで地元や新潟県内を主な販路として県外にはほとんど出回らないお酒とのことです。
では、さっそくいただきましょう。
香りはやや穏やかにうっすら青リンゴのような爽やかさ。口に含むと、フレッシュな口当たりからジューシーな甘旨酸味。余韻はスッキリとした苦酸味で爽やかにキレていきます。お~こりゃいいすね。グラス一杯目からジューシーで爽やかな飲み心地。若干開けたてのフレッシュな硬さがあるものの、旨味に深さを感じさせてくれます。2~3杯ほど飲み進めていくとフレッシュな酸味は落ち着きつつ程よい旨味が前に出てきますね。
アテはぶりのお刺身と頂きます。
あぁ~悪くはないっすね。やはりそれなりに旨味を感じさせるだけあって、合わなくはないですね。何だろ、イタリアンのカルボナーラやピッツァビスマルクなんか食べたくなりますね。
2日目になると青リンゴのような爽やかな香り。口に含むと柔らかな口当たりからフレッシュさの残る酸味にシルキーな甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で爽やかにキレていきます。瓶底の滓を絡ませていただくと、
くぅ~甘旨ジューシー!!
これはヤバいね。まるで綿飴のようなシルキーさを伴うジューシーさ。原酒16度を忘れさせる飲み心地。余韻の青リンゴのような爽やかさも相まってか早々に空いてしまいますね。
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新潟県 ヒメノイ calm おりがらみ氷温熟成 生原酒
原材料名 : 米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合 : 65%
アルコール分 : 16.0度(原酒)
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これはなんか色々と反則ですね。もち米4段仕込みのおりがらみの氷温熟成生原酒といった具合で、これが初心者から飲み手まで満足いくような飲み応え。造りが速醸ではなくて山廃のような感じなんでしょうかね。そしてこのラベル。このなんとも言えないこのエモさ。蔵の杜氏の奥様が描かれたそうですが他のラインナップを見ても女子受け間違いなしのキュートなラベル。ラベルのエモさ以上の味わいを楽しませてくれました。また機会があったら他のスペックも飲んでみたいですね。
どうもごちそうさまでした。
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