岩手県 月の輪酒造 滓酒 ~滓オンリーな一本~

みなさま、こんばんは。週の始まり月曜日いかがお過ごしだったでしょうか。あれよあれよと早いもので今週で2月も終わりですね。

さて、そんな2月最終週のはじめに頂く一本がこちら

岩手県 月の輪酒造 「滓酒」です。

これは名前の通り、様々なタンクから醸し出されたお酒の「滓」だけを集めたお酒です。

私は昨年、初めてこのお酒を購入し、あまりの味わいの深さにドハマりし、毎週のようにこのお酒を買って飲んでいました。

そして今年も無事に購入できたので、さっそく滓酒をいただきたいと思います。

まず、上澄みの部分はスッキリ爽やか、余韻に少し苦みを感じます。香りはほんのりお米の香り。一杯目はスッキリとした甘味やコクと酸味、余韻にしっかりとした苦みを感じます。2杯目以降は苦みよりも甘さやまろやかさが感じられ、余韻に弱い苦酸味が出てきます。

飲み進めるにつれ、スッキリとしたとろみやコク、程よい酸味の爽やかさが増してくる感じです。トロリとした濃厚さから程よい苦酸みが不思議と後引くお酒かと思います。

さまざまなタンクから「滓」だけを集め混ぜ合わせた他ではなかなか味わえない複雑で深みのあるお酒で、一本900mlで1300円ちょっとというコスパの良さも魅力ですね。

もしこの日本酒に何か食べ合わせるか、考えたところゴーダチーズやエダムチーズあたりをイメージしました。

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月の輪酒造 滓酒

原材料名 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール

アルコール分 17度

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1年ぶりに飲んだのですが、やはり旨い(というか滓酒という不思議なお酒の魅力)ですね。昨年ほどの衝撃はなかったものの、変わらずスイスイと飲めてしまいますね。多分日本酒好きな飲兵衛には間違いなくハマる一本かと思います。コスパも良いので、ちょっと濃厚でスッキリまったりした日本酒が飲みたい時にはよいかもしれませんね。