福井県飛鳥井特別純米美灯 R5BY Semi Sweet Sake ～チャレンジ酒とは思えぬ旨さ～

2024年3月20日

みなさまこんばんは。3月20日春分の日いかがお過ごしだったでしょうか。私は午後から永田町にある星陵会館へ行ってきました。

ちょっと最近の日本どうなの？という思いで、ちょっとしたセミナーに参加してきました。(日本酒とはまったく関係ないセミナーです(笑))

セミナー終了後、国会議事堂や首相官邸前を歩いたのですが一般人は誰もおらず、警視庁の警備がいるだけで雨風もありやや殺伐としつつも物々しくまさに今の日本を表しているかのような雰囲気でした。

さて、そんな永田町へ行ってきた日に頂いている一本はこちら

「飛鳥井特別純米美灯 Semi Sweet Sake 無濾過生原酒」です。こちらは、時々行く酒屋さんで購入してきました。最近お気に入りの飛鳥井ですが、今季チャレンジ酒としてリリースした一本です。

購入した酒屋さんのお話しでは、飛鳥井評判いいですよ。とのこと。飛鳥井は今期中取りと新酒しぼりたてと頂いています。今回あのチャレンジ酒はアルコール度数を13度に抑え無濾過生原酒で日本酒度を-5にした、やや甘口寄りの酒質にしたようです。

どんな味わいか楽しみですね。では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと、仄かに爽やかなメロンやウリ、若草のような心地よさ。口に含むと柔らかな口当たりから滑らかに膨らむ甘旨味。余韻はスッと切れ良く、爽やかな苦味で程よくキレていきます。いやぁ～、いやいやいやこりゃまいったね。まぁ綺麗な甘旨味ですね！確かにALC13度とライトな感じではあるものの角のない柔らかな甘旨味が心地良く広がりつつ、余韻はやや柑橘チックな爽やかさのあるキレの良さ。いやぁ旨いね！軽い、確かに軽いんだけどもお米の旨味もちゃんと感じさせて、しっかりとした立体感を見出してくれます。

アテはマグロの中トロ、石鯛のお刺身といただきます。

まずは石鯛から。うま！やや淡泊ながらも鮮度の良い旨味に良く合いますね。続いてマグロの中トロ。旨んま～！柔らかく口の中で蕩けるように消えて無くなりますね。いやぁお刺身に良く合いますね！

２日目になると香りはスッと爽やかなメロンのよう。口に含むと、柔らかな口当たりからクリアーに透明感溢れながらも心地良い甘旨味が膨らみつつ余韻はスッと爽やかに優しい苦味でキレていきます。いや～、２日目もいいですね。ALC13度の軽快さもありつつメリハリのある甘味と旨味にキレの爽やかさ。物足りないようでも十分満足させてくれる味わいですね。