山形県 高木酒造 天泉 朝日鷹 特別本醸造 低温貯蔵酒 ~このコスパと技術力~
みなさまこんばんは。今日は週末金曜日ですね。今週は平日が4日だったのであっという間でしたね。一週間お疲れ様でした。
本日は金曜日ということで、仕事終わりに飲みに行く方や自宅でゆっくりとお酒を味わう方など、思い思いの時間を過ごしていらっしゃるかと思います。私は先週山形県へ行き、その際友人から日本酒のお土産を頂き、今回はその日本酒を飲んでいます。(T田さんありがとうございました。)
それがこちら
「山形県 高木酒造 天泉 朝日鷹 特別本醸造 低温貯蔵酒」です。
山形県の高木酒造と言えば、日本酒を嗜んでいる方であれば知らない人はいないであろう、あの「十四代」の蔵元です。
その「十四代」の蔵元が地元向けにしか流通させていない日本酒です。友人の話では地元山形でもなかなか入手困難だと聞きました。
そんな貴重な一本さっそく頂きましょう。
グラスを回すと極薄い吟醸香。口に含むととろりとした飲み口から、大きな甘旨みが広がり、程よい苦みでキレ良く締めます。芳醇旨口であり、軽い熟成感もありつつもアル添感はなく、スッキリフルーティーな爽やかさも感じます。いやー、この味わいはさすがですね。
実はこの朝日鷹を開けたのが3日前で、そのときは少し甘さや芳醇な旨味が強く出ているかな、と思っていたのですが今日開けて飲んでみると、本日の方がスッキリ感と軽やかな丸みを感じる部分が出ている気がします。いやー旨いですね。
じわじわと飲み進めていくと、この日本酒には秋刀魚や秋鮭などの焼き魚が欲しくなります。芳醇旨口でやや熟成感もあり甘さを感じるので、少し塩気を感じる焼き魚が欲しくなりますかね。
しかしなんと言ってこの日本酒の魅力をあげるのならばズバリ、「コスパと技術力」ではないでしょうか。
この特別本醸造酒とは思えない味わいで、一升瓶価格が2000円代前半という破格値。地元向けの普段の晩酌酒と考えれば納得いく価格ですが、このコスパは素晴らしいです。味わいもアルコール添加された本醸造とは思えない味わいで、やはりこれは技術力がなせる技なのでしょうかね。個人的には、長野県の酒千蔵野や静岡県の磯自慢などがアルコール添加の技術力が高いのかな、なんて思ったりして飲んでいますが、やはり日本酒は奥が深いですね。
そして実はこの「朝日鷹」には2種類ありまして、一つが12月から5月にかけて限定出荷される、「新酒 生貯蔵酒」と今回レビューした「銘酒 低温貯蔵酒」となります。
この「新酒」の方は昨年末に山形で購入してきたもので、このブログを始める前に飲んでいたのですが、「新酒」の方が華やかさや瑞々しさはあったかと思います。裏ラベルの書かれている文言も新酒と今回のでは違いますね。
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「山形県 高木酒造 天泉 朝日鷹 特別本醸造 低温貯蔵酒」
原材料名 米 米麹 醸造アルコール
精米歩合 60%
アルコール分 15%
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銘酒「十四代」を醸す蔵元だけあって、地元向けの特別本醸造であるにもかかわらずあなどれない味わいですね。コスパと共にまさに普段使いの晩酌向けにはぴったりな日本酒です。もし山形県内のどこかで出会えたなら購入したい一本ですね。
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