三重県 而今 純米大吟醸 白鶴錦 ~白鶴の旨味~

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。この週末は梅雨らしくない夏のような暑い週末でしたね。私は昨日天気が良かったので、富士山へ行ってきました。

富士山に登ったのは何年ぶりかな?多分5年以上前になると思うのですが、久しぶりに登ってきました。今回は須走口から登ってきたのですが、けっこう登りやすかったですね。開山前だったので登山者も少なく穏やかでしたが、一部登山道が崩れていたり、山頂手前あたりでまだ登山道に残雪があったりもしました。また訪日外国人登山客も多かったですね。

さて、そんなお山遊びをしてきた週末に頂いている一本がこちら

「而今 純米大吟醸 白鶴錦 2020」です。こちらは2年前に白鶴錦 2019を飲んだときにちょっとブログに乗せたものです。中々飲むタイミングが合わず今日に至ります。

昨日、富士山を登り終え共に登頂した十四代を飲もうかなぁ、と思ったのですがやはり温度の問題が気になり保留することにして、チラッと目についたこちらを頂く次第です。あの富士山山頂の空の青さを思い浮かばせてくれたこのスカイブルーのラベルが惹き付けてくれました。

では、さっそくいただきましょう。

香りはスッと繊細に香る蒸れたお米に青リンゴっぽさ。口に含むと上質に柔らかな口当たりから、穏やかな爽やかさを纏いつつ、か細い繊細な酸味。余韻はスッと鋭さと爽やかさを合わせつつ程よい苦酸味でやや長めにキレていきます。凄いっすね。2年熟成ながらもフレッシュな爽やかさの片鱗を感じさせてくれます。気品っていうんですかね。凜とした穏やかな爽やかさの中から生まれてくるような感じ。

アテはカマスの湯引きといただきます。

うんま!くぅ~!ヤバ!何だろ?カマスの鮮度の良い旨味に而今の旨味が良く合いますね~!否応なしに杯が進みます。而今の旨味が寄り添いナチュラルに溶けていくよう。若干、而今が2年熟成だからか余韻に辛さが残りますね。

2日目になると、香りは穏やか。口に含むと柔らかく滑らかに広がる甘旨味。余韻はスッキリとしたやや軽快な苦味でキレていきます。昨日はあまり分からなかったのですが2日目になると「お、これ白鶴だ」と白鶴錦の旨味が如実に感じられます。今日は静岡県産のメバチマグロと頂いていますが、ん~、やはり而今にマグロは良く合いますね。

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三重県 而今 純米大吟醸 白鶴錦

原材料 : 米(国産)米麹(国産米)

原料米 : 白鶴錦(100%)

精米歩合 : 45%

アルコール分 : 15.5%

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白鶴錦、今年もリリースされたようですね。而今のラインナップ内ではちょっと独特で面白い味わいですね。この白鶴錦というお米の旨味がオリジナルさを演出しているかのようにも思えます。そうなると本家本元の白鶴もそのうち飲まなくてはいけませんね。

どうもごちそうさまでした。