静岡県 國香酒造 純米吟醸 傳一郎
皆様こんばんは。日本全国うだるような暑さが続いていますね。
本日で三連休も終わり、皆様いかがお過ごしでしたか?私は特段大きな遠出はせず、近場で過ごしていました。
さて、本日の一本は静岡県の國香酒造さんの傳一郎というお酒です。
この日本酒は静岡県の袋井市にある小さな酒蔵さんが造られているお酒で、静岡県以外ではあまりみることの無い日本酒かと思います。私はたまたま沼津の酒屋さんで見つけて購入してきました。
調べてみると、この傳一郎という名前は國香酒造さんの蔵元杜氏 松尾さんが、静岡酵母の生みの親 河村傳兵衛さんという方の一番弟子という意味で 傳一郎みたいですね。
では、さっそく頂きましょう。
上立ち香は若干酸味があるような吟醸香。口に含むと大きな旨味が口の中に広がります。旨味甘味が強く、まるでシルキーなバニラアイスを食べているよう。苦みや酸味はあまり感じられず、後味もキレ良く綺麗に消えていきます。
繊細かつ上品で綺麗な日本酒ですね。スッキリではあるものの、あとから膨らむ甘旨み。飲み飽きしない不思議な魅力を持っています。もしこれに何か食べ合わせるとしたら、レーズンやドライフィグなどのドライフルーツあたりと合わせて飲みたいですかね。
裏ラベル
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静岡県 國香酒造 純米吟醸 傳一郎 雅の粋
日本酒度 +8.0
酸度 1.3
アミノ酸 1.1
使用酵母 静岡吟醸HD-1
原料米 山田錦100%
精米歩合 麹米50% 掛米60%
貯蔵方法 ビン冷蔵
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「”感性があるから感激がある”」良い言葉ですね。逆に言うならば、感性がなくては感激はない、魅力的な感性が光るからこそ、そこに感激が生まれるのではないかと思います。
この傳一郎は純米吟醸生酒の山田錦であるにも関わらず、私のイメージを覆す味わいでした。もしこの日本酒をブラインドで試飲したら、私は絶対に山田錦の生酒とは答えられません。酵母の影響もあるのかもしれませんが、ややすると生酒というより熟成系の日本酒に近いような、そんな感覚もありました。
日本酒は本当に一本一本個性があって面白いですね。どうもごちそう様でした。
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