奈良県みむろ杉純米吟醸露葉風　～甘酸バランスの低アル原酒～

2021年6月16日2023年12月6日

みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域では今週から梅雨入りしました。なんでもここ10年で一番遅い梅雨入りだったようですね。

さて、そんな梅雨入り後に頂いている一本はこちら

奈良県「みむろ杉純米吟醸露葉風」です。こちらはそこそこ行く酒屋さんで購入してきました。みむろ杉は昨年のひやおろし以来ですね。今回頂くのはみむろ杉が露葉風で始めて挑戦した低アル原酒です。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと、白桃やライチ、うっすらミントのようなやや甘さを誇張するような香り。口に含むと、ややトロリとした飲み口から滑らかに広がる甘旨酸味。余韻はスッキリ軽快にキレていきます。いやぁ、軽旨！ですね。香りは甘くフローラルに、柔らかな口当たりから爽やかな酸味も感じさせつつ、腰折れせずにしっかりと芯も感じさせバランスの良さを感じさせます。２～３杯飲み進めると爽やかな酸味も顔を出し、軽快かつジューシーな味わいに。余韻は果実味あるリンゴやライムっぽい含み香の爽やかさでやや苦酸味を感じさせ軽快にフェードアウト。こりゃ意識して飲まないと初日でオールアウトしますね。

２日目になると香りは白桃にややパインがかった甘爽やかさ。口に含むと、トロリとした飲み口からまろやかで苗らかな甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味でサッとキレていきます。２～３杯程飲み進めると、香りは穏やかになり柔らかく程よい酸味にリズミカルな旨味に上白糖のような甘味にサラリとキレる余韻の奥底に微細に感じさせる甘味が心地よいですね。(ちょっと甘味が強い感もあるかな)