新潟県 村祐 紺瑠璃ラベル ~魅力的な甘☆酸味~

みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。今週は夏らしくない涼しいお盆が明け、昨日今日と夏らしい青空が広がっていました。季節は夏なのに夏らしいイベントが全くない状況は一抹のさみしさも覚えます。

さて、そんな週末金曜日に頂いている一本はこちら

村祐 紺瑠璃ラベル 純米吟醸 本生 です。こちらはちょこちょこ行く酒屋さんで購入してきました。村祐は先月夏の生酒を頂いていますね。今回は村祐の中でもまだ頂いたことの無い、紺瑠璃ラベルをチョイス。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとライチや蒸れたバナナにひっそりと隠れたような柑橘っぽさが入り混じる甘爽やかさ。口に含むとややトロリと滑らかな口当たりから、ビターで甘焦げたような甘酸味。余韻はスッキリとした苦酸味でビターにやや長めにキレていきます。このビターな甘酸味に余韻の心地よい、柑橘っぽさ。程よく旨味もありつつ軽快な酸味でスッキリと爽やかに纏めていきます。2~3杯程飲み進めると、香りはややシャープな爽やかさに、口に含むとトロッとした甘味が印象的に。このトロッとした甘味を支える酸味が心地よいですね。甘味を下支えしつつの余韻に軽い苦味と共に、スッキリとシャープにキレていく様が本当魅力的ですね。何だろ強すぎず弱すぎずみたいな中庸なこのバランスの良さが楽しいですね。

2日目になると、香り酸味は穏やかになりトウキビっぽい甘味が主体となり余韻ははっきりとした苦酸味。まろやかスウィーティーで余韻スッキリしっかり。2~3杯程飲むと、甘味も穏やかになり全体的にスッキリと爽やかに纏まった味わいに。そしてその爽やかさは薄っぺらくなくしっかりと甘旨味を感じさせ造りや質感の良さを感じさせます。

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新潟県 村祐 紺瑠璃ラベル  純米吟醸 本生

原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)

アルコール分 : 16度

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先日Yahoo!ニュースにこのような記事がありました。

経験ゼロだった9代目が酒蔵を復活 「怖いけど後には引けない」と背負う覚悟

週末地酒屋さんへ行くとリーチインショーケースに並べられた一升瓶の数々を目にします。緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置によって行き場の失った様々な一升瓶の日本酒は果たしてどうなるのでしょうか。これを機に一升瓶の日本酒は減らし4合瓶メインにしていくのか、それとも変わらず一升瓶の日本酒を造り続けるのか。何にせよ街中で気楽にお酒を楽しめる状況になることを、今はただ待つしかないのでしょうかね。

どうもごちそうさまでした。