秋田県 齋彌酒造店 雪の茅舎 美酒の設計 火入れ
皆様こんばんは。猛暑が落ち着いたと思ったら、今度はまた台風が近づいてきてますね。ころころ変わる天気に振り回されなかなか落ち着かない夏ですね。
さて、本日の一本は「雪の茅舎 美酒の設計 火入れ」です。
私がこのブログを立ち上げる前に細々とやっていやブログで、この美酒の設計の生酒を取り上げたのですが、今回は火入れです。さて、どのような味わいでしょうか。
では、さっそく頂きましょう。
上立ち香りは薄い、パイナップルのよう。口に含むとするりとした飲み口から薄く甘辛い味わいが広がり、お米の旨味と芳醇なコクが膨らみ、やや中くらいの苦みを伴いつつ口の奥に消えていきます。絶妙に繊細な味わいかと。少し余韻の苦みが強く感じられる部分もあるも、柔らかで繊細な味わいはやはり魅力的ですね。
生酒よりは落ち着いた味わいに感じられ、こちらの方が食中酒向けではないでしょうかね。味わいが非常に繊細に感じられるため、この日本酒に合うあてを考えたところ、白身魚のお刺身や切り干し大根とツナを和えたサラダやもやしのナムルなどと合わせてみてはどうでしょうか。
裏ラベル
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アルコール分 16度
原材料名 米(国産) 米麹(国産米)
精米歩合 55%
原料米 兵庫県産 山田錦100%
使用酵母 自社酵母
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この「雪の茅舎 美酒の設計 火入れ」は本当に繊細でとらえようによってはコクや味わいが薄く、飲兵衛には物足りない？かもしれません。しかしこの繊細な味わいは優しくゆっくりと食事に寄り添う一杯かと思われます。口あたりが柔らかで滑らかで艶があり、雑味無くスルスルとイケてしまい、気がつけばあっという間に消えて無くなる。まるで秋田美人のような日本酒。なかなか出会うことのないお酒なので、もし出会うことができたのならば、味わってみるのもいかがでしょうか。