三重県 而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生 2022 ～この魅せる味わいバランス感～
みなさまこんばんは。週末の土曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域では、朝頃まで雨が降っていましたが、午前中には雨が止みお昼頃には青空も見えてきていました。昨晩の大雨では東海道新幹線が止まったり、八王子バイパスで土砂災害があったりと、こういった大雨ではどこで何があるか予見せぬ出来事が起りますね。
さて、そんな大雨が落ち着いた夜に頂いている一本がこちら
「而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生 2022」です。こちらは時々伺う酒屋さんで購入してきました。而今は５月の頭に山田錦の生酒を頂いていますね。今回は酒未来の生酒を頂きます。偶然？昨年の酒未来のボトルが手元にあったので見比べてみると
いつの間にか合資会社が株式会社になっていますね。そういえば先月飲んだ山田錦生も株式会社になってましたね。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと、スッと思わずピーチやパインを思わせてくるかのような甘爽やかさ。口に含むと、繊細に柔らかな口当たりから、フレッシュで微弱な酸味に滑らかな甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で程よくキレていきます。いやぁ一杯目から繊細な酸味が滑らかに心地の良いジューシーさを感じさせてくれます。この舌触りのよい酸味からの膨らむ甘旨味。余韻はやや軽快に若干ドライさも見せつつ心地よくフェードアウト。
アテは宮城県産の本マグロと頂きます。
くうぅ～。本マグロの蕩けるような旨味に而今の繊細ジューシーな味わい。ヤバいっすね。秒で酒肴が溶けていく様相。マグロの脂の旨味と而今の甘旨酸味が絶妙に混じり合いながら互いにその味わいが一体となり、スルリと旨味の快楽を得つつ喉の奥へと消えていきます。
２日目になると香りは昨日よりもやや落ち着きほんのりとした甘爽やかさへ。口に含むと、ややトロリとした飲み口から滑らかに膨らむ甘旨味。余韻はスッキリとした苦辛酸味でやや長めにキレていきます。昨日よりもフレッシュさは落ち着くも、クリアーにバランスのよい滑らかさ。ひょこっと甘味が膨らんだところをスッとキレていく様はさすが而今。余韻にややピリリと辛さも感じさせるかな。
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而今 純米吟醸 酒未来 無濾過生 2022
原材料名 : 米(国産) 米麹(国産米)
原料米 : 酒未来(100%)
精米歩合 : 50%
アルコール分 : 16%
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１年ぶりの而今酒未来生酒楽しませてもらいました。やはり而今旨いですね。隙のない洗煉された旨さ。特にこの酒未来はより洗煉されたクリアーさに丁寧ながらもしっかりと旨味を膨らませつつ甘旨酸味のバランス感を整えていき、余韻はスッと爽やかながら軽快すぎず、ドライ過ぎずに単体でも食中酒としても魅力を感じさせてくれます。
どうもごちそうさまでした。