佐賀県 東鶴 冬支度 おりがらみ生 ～このジューシーな旨味～
みなさまこんばんは。勤労感謝の祝日、いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域はやや雲があったものの心地良い秋晴れを感じさせる祭日でした。先週末ちょこっと野辺山～清里方面へ出かけてきたのですが、あっちの方はもう冬の装いが始まっていました。
今年の冬は暖冬傾向だそうですが、そろそろ車のタイヤもスタッドレスにしたりと冬支度をする時期ですかね。
さて、そんな冬支度が気になる勤労感謝の祝日に頂いている一本がこちら
「東鶴 冬支度 おりがらみ生」です。こちらはたまに行く酒屋さんで購入してきました。東鶴は確か飲んでいたと思うのですが、今回が初めてですね。ここ数年評判の良い東鶴。今回は新酒のおりがらみ生酒です。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すとミントやハーブ青リンゴチックな爽やかさ。口に含むとややトロリとした飲み口からフレッシュに広がる甘旨酸味。余韻はスッキリと、爽やかな苦酸味で程よくキレていきます。グラス一杯目。フレッシュながらもまだ旨味の硬さを感じさせ硬く強ばっているかのよう。広がりのバランスは良くポテンシャルは高そうですね。２～３杯程飲み進めていくと、硬さもほどけてきたかのように、繊細な酸味と滑らかな甘旨味が広がってきます。
鹿児島県産のカンパチと頂きます。
うんまいね！やや旨味の乗ったカンパチにフレッシュな中にしっかりと旨味を感じさせる東鶴に良く合いますね。このカンパチやブリなんかも良さそうですが、何だろ？〆鯖とも合わせてみたくなりますね。
２日目になると香りは穏やかにやや青さのある蒸れたお米の香り。口に含むと、ややトロリとした飲み口からフレッシュで爽やかな酸味に滑らかに膨らむ甘旨味。余韻はスッキリとやや爽やかさを伴う苦酸味でキレていきます。２日目も変わらずフレッシュな爽やかさが残っていますね。そのフレッシュさに滓の旨味も交わりつつ、よりフレッシュで甘味よりも旨味を感じさせるジューシーさに。余韻はうっすら柑橘やライムのような爽やかさの中にやや軽薄なドライさも。
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東鶴 冬支度 おりがらみ生
特定名称 : 純米酒
原材料名 : 米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合 : 60%
アルコール分 : 16度
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東鶴のおりがらみ生酒、素直にいいですね～。このフレッシュにジューシーな旨味。甘味を感じたい人にはちょっとドライに感じるかもしれませんが、個人的には十分満足させてくれる一本かと。佐賀県には鍋島や光栄菊などの昨今の日本酒シーンを彩る人気酒が多い県ではありますが、この東鶴も十分魅力的なお酒ですね。お値段もこの物価高の中で税込み1500円ちょっとと、お手頃過ぎる価格。頭が下がりますね。またタイミングがあれば他のお酒も飲んでみたいと思います。
どうもごちそうさまでした。