福井県黒龍純米吟醸秋あがり　～気品溢れる上品な秋あがり～

2024年9月22日

みなさまこんばんは。三連休中日の日曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域では日中雨が降ったり止んだりの天候でした。先日所用で岐阜県の郡上八幡の方へ行ってきたのですが、風光明媚に風情ある場所でしたね。

さて本日の一本はこちら

「黒龍秋あがり」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。黒龍の秋上がりは２年程前に飲んでいますね。どんな味わいかあまり印象に残っていなかったので再度また飲んで見たいと思います。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとふわりと心地良い完熟りんごやアプリコットのような爽やかさ。口に含むとややトロリとした飲み口から柔らかくしっとりとしたニュアンスの甘旨味。余韻はスッキリとした苦味でやや長めにキレていきます。いやぁ～、普段使っている五百万石よりも山田錦の甘味旨味が感じられますね～。やはり福井県産の五百万石とは違った味わいの出方。トロリと艶感もありつつもバランス良く上品さのある味わいはさすが魅力的な秋上がり。

アテはキハダマグロと頂きます。

うーん！旨いっすねぇ！ちょっと脂の乗った部分をサクで買ってきたのですが、この絶妙な脂乗りの旨味あるキハダマグロに良く合いますね～！時期的に秋刀魚の塩焼きなんかも良さそうですが、今年は身が細く脂の乗りがイマイチですね。郡上八幡で飛騨牛の朴葉味噌を食べたのですが、それなんかとも合いそうな感じですね！

２日目になると香りは穏やかながらもややバナナチックなニュアンス。口に含むとややトロリとした口当たりから柔和に蕩けるような甘旨味。余韻はスッキリとした苦味でやや長めにキレていきます。２日目もいい味わいですね。旨味が乗りつつもクリアーな透明感を魅せつつ余韻のキレもよく、含み香にバナナやメロンのような爽やかさも感じさせてくれます。