秋田県 新政 亜麻猫スパーク 2020 ~シュワ旨爽快に~

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域では一日中曇り空で中々スッキリとしない空模様でした。(確か先週もそんな感じだったような。)緊急事態宣言も延長され、中々厳しい状況が続いていますね。

さて、そんな日曜日に頂いている一本はこちら

新政 亜麻猫スパーク2020です。こちらはちょこちょこ行く酒屋さんで購入してきました。亜麻猫Sparkは昨年も飲んでいますね。今回は今年の6月にリリースされたものを頂きます。数年前だったらそこそこ店頭で見かけていたこのスパークも最近は本当に見なくなりました。以前だったらスルーしていた感じですが、時たま見かけると手に取ってしまいますね。

そんな近頃見かけなくなった新政。偶然にも部屋の片隅に今年の2月にリリースされた亜麻猫のSparkの空瓶が転がっていたので、せっかくの機会なので見比べてみましょう。

内容量は昨年は720mlでしたが、今年は裏ラベルに記載してある通り735mlとおよそ15mlの増量です。気持ちお得感ありですね。アルコール分はやはり昨年同様12度ですね。精米歩合は麹米掛米共に変えてきてますね。まぁ、この辺の精米歩合はロットによって微妙に変えてきてるようで昨年4月に飲んだスパークは下画像のように麹米50%、掛米60%となっていますね。

さて、そんな些末な違いを確認したところで、今年の亜麻猫スパークさっそくいただきましょう。

ゆっくりとキャップを回すと若干シュワッと瓶内のガスが持ち上がるも、早々と穏やかに落ち着き吹きこぼれることなく開栓完了し、グラスへ注ぎます。

香りはややウッディさのある柑橘っぽい爽やかさ。口に含むとシュワシュワとした爽快感のあるシャンパンのような泡感。余韻はスッキリとややドライさの感じられるキレの良さ。含み香りにグレープフルーツのようなニュアンスも。2~3杯程飲み進めると、シュワシュワとした泡感が若干、和らぎ程よい甘旨味を感じさせます。飲み口軽快にシュワッと甘旨酸味が爽やかに広がりますね。

2日目になると、やや甘爽やかな柑橘っぽい香り。口に含むと昨日よりも弱めなシュワ感にバランスの良い甘旨味。余韻はスッキリと爽やかなグレフル感でキレていきます。2日目もまだシュワ感ありますね。少し余韻に苦味が出てきた感じですが、これもグレフルっぽい嫌みの無い苦味です。

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秋田県 新政酒造 亜麻猫スパーク

特殊製法:白麹使用 高酸味酒

アルコール分:12度

原材料名:米(秋田県産)米麹(秋田県産米)

精米歩合:麹米60%  掛米60%

原材米名:あきた酒こまち100%使用(秋田県産)

原料米収穫年度 : 2020年

醸造年度 : 令和2酒造年度(2020-2021)

使用酵母:きょうかい6号

発酵容器 : 木桶(4・5号)

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今年も新政スパークを頂きましたが、発酵容器が木桶に変わったからなのか気持ちしっとりとしたニュアンスに感じられました。シュワ旨感はありつつも甘さが穏やかになった気がしないでもないような。しかしやはりALC12度の軽快な飲み心地は健在。ちょっと気を抜くと、一晩で空になる旨さはさすがですね。

どうもごちそうさまでした。