長野県大雪渓限定純米酒～旨爽やか夏の大雪渓～

2021年8月4日

みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日いかがお過ごしでしょうか。日中私の住む地域ではまさに夏らしい青空が広がっていました。混沌とした社会情勢ですが、溢れんばかりの情報に飲み込まれることなく日々を過ごしていければと思います。

さて、本日の一本はこちら

大雪渓限定純米です。こちらは先月飛騨高山に行った際、帰り際に立ち寄った松本にある山屋酒店さんで購入した一本です。長野県に行く度に目にしていた大雪渓。いつか飲もうと先送りにしていた銘柄です。

今回頂くのは夏の限定純米酒です。ラベルのカルガモの親子がかわいらしいですね。

キャップには「山の酒」の文字があります。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと香りはミントやハーブ、青リンゴのような清々しさ。口に含むとトロスッキリとした飲み口から柔らかくもやや硬さのある甘旨味が広がり、余韻はスッキリとした微弱な少し甘味の残るサラリとした苦味でキレていきます。まだ一杯目なので硬さはありますが、素性はかなり良くミネラル感や旨味のバランスや味わいの表出具合がいいですね。２～３杯程飲み進めると、程よく滑らかにやや甘味を前面に感じさせつつ、余韻はするりと微弱な苦味で軽快にキレていき、含み香にメロンやシロップのような甘爽やかさ。少しだけベタっとしたのっぺり感も出る場面もありますが、ナチュラルな甘旨味が心地よいですね。

２日目になると、香りは穏やかに、若干葡萄のような爽やかさ。口に含むと、柔らかくも瑞々しい飲み口から滑らかなにするりと溶けるような甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で心地よい苦味と共に爽やかにキレていきます。いやぁ２日目もいいですね。ミネラリーで瑞々しく、変な甘味や誇張するような酸味を出さずに、旨味を中心に丁寧なバランスの味わいを感じさせます。最後の方になると、綺麗な酸味を感じさせ、余韻にサイダーのような爽やかさも。