長野県 裏佐久乃花 夏の直汲 純米吟醸 ~夏ドライな裏ラベル~

みなさまこんばんは。5月中ばの木曜日いかがお過ごしでしょうか。本日は愛知県の設楽町に新たに「道の駅したら」がオープンしましたね。なんでもここでは「ほうらいせん酒らぼ」という体験施設があり、そこで日本酒造り体験が出来るみたいですね。道の駅でこういった体験ができるのはまた地域の魅力の一つでもありますよね。

さて、本日頂いている一本はこちら

長野県 「裏佐久乃花 夏の直汲 純米吟醸 生酒」 です。(前置きの愛知県のお酒でなくすみません)こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。このブログでは初登場の佐久乃花ですね。スタンダードな表ラベルをスルーしての裏ラベルです。前々から佐久乃花は一度飲んでみたかったので、ちょっと楽しみです。

この裏佐久乃花 夏の直汲 純米吟醸 生酒は冬場に行う酒造り(冬)の裏の季節(夏)に飲んでいただくお酒としてリリースされたそうです。夏らしいクリアーなライトブルーボトルを裏から覗くと、

しっかりと佐久乃花の文字が見えますね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとスッと香るウリやスイカのようなニュアンス。口に含むとややトロリとした飲み口からフレッシュで爽やかな酸味に滑らかでボディ感のある甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味でやや長めにキレていきます。コクと旨味がしっかりと感じられフレッシュな酸味と相まって、飲み応えがありつつも爽やかな飲み心地ですね。余韻の含み香にラムネのような爽やかさも感じさせますね。

2日目になるとスッキリと仄かに香るウリっぽさ。口に含むと、ややトロリとした飲み口から滑らかでクリアーに広がる甘旨味。余韻はスッキリとしたライトなドライ感で苦酸味をやや長めに感じさせ〆ていきます。昨日よりも酸味が落ち着きだいぶシャープでドライな味わいになってきていますね。だからといってもボディ感はしっかりと感じさせ、キレのあるバランスの良さが際立つ味わいに感じさせます。含み香にはややメロンぽさも。カツオのお刺身と頂いているのですが、これはとても良く合いますね。新鮮なカツオの刺身に上手く寄り添いつつ、より旨味を高めてくれます。

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長野県 佐久の花酒造 裏佐久乃花 夏の直汲 純米吟醸 生酒

原材料名 : 米、米こうじ

原料米 長野県産酒造好適米100%使用

精米歩合 : 59%

アルコール分 : 17度

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こういったお酒が長野県内の上田や佐久なんかの居酒屋でしれっと置いてあると、間違いなく選びたくなる一本ですね。今年の夏もどうなるかわかりませんが、夏の信州に出かけた際に出くわしたのならば、是非美味しい料理と頂きたい一本かと思いました。

どうもごちそうさまでした。