愛知県 丸石醸造 純米 二兎 山田錦六十五 生原酒
みなさまこんばんは。今夜は旧暦の十五夜ですね。私の住む地域からは、お月様がとても綺麗に見えます。満月はあさって25日なのですが、その日も綺麗にお月様が顔を出してくれるでしょうか。
さてそんな旧暦の十五夜に頂く一本がこちら。
「愛知県 丸石醸造 純米 二兎 山田錦六十五 生原酒」です。
この愛知県の丸石醸造の二兎は初めて頂くのですが、実は何度もすれ違っており昨年愛知県の岡崎市に行った際、丸石醸造さんに訪れていたり、家の近所にある酒屋さんで二兎を取り扱っていたりと、飲む機会はいくらでもあったのですが、なんとなく今日に至りました。
では、さっそく頂きましょう。
グラスを回すと香りはしっかりとした山田錦のお米の香り。口に含むとややトロリとした飲み口から生酒らしいフレッシュな酸味とガス感があり、優しい甘旨味が口に広がり、弱い苦みでさらっと締めます。
ドライでミネラリーでありつつもスラッとしたお米の旨味を感じられ、その周りには繊細な甘さや酸味がバランス良くまとわりつくイメージです。アルコール分が16％とは思えないほど軽快で軽やかな生酒ですね。
裏ラベルには
「味と香」、「酸と旨」、「重と軽」、「甘と辛」、「入りと後味」、「蕗雑と綺麗」。二律背反するような二つのコトガラを最高のバランス味わいになるように造りました。
とあります。
飲み味わうと確かにこの文章の通り二律背反を絶妙に表現する味わいかと思います。
もしこの日本酒に何か食べ合わせるとしたら、白身魚のお造りやホッキ貝や赤貝などの貝類ですかね。ちょっと変化球をぶつけるならば、ドライフルーツのレーズンやハイカカオチョコレートなどはいかがでしょうかね。
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「愛知県 丸石醸造 純米 二兎 山田錦六十五 生原酒」
原材料名 米（国産）米こうじ（国産米）
原料米 山田錦100%使用
アルコール分 16%
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ここ最近の日本酒飲みで「二兎」を飲んだ方なら、こう感じた方もいるかもしれない
「これって結構、奈良の風の森に近いんじゃない？」
そう思ったのは私だけでしょうかね?
ドライでミネラリー、爽やかな酸味と程よい甘さとスッキリ感。人気が出てきているのもうなずけます。日本酒がわからない方や飲み慣れていない方には是非飲んでもらいたい一本かと思います。