奈良県 風の森 愛山50 純米大吟醸 真中採り 2018BY ~ジューシーでクリアー思わず笑みが~

2019年7月28日

みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。月末の金曜日何かと慌ただしかった方も多かったのではないでしょうか。月末金曜日は何かと大変ですね。そして台風も近づいてきているので、週末はどうなるのやら。

そんな落ち着かない月末金曜日に頂く一本がこちら

「奈良県 風の森 愛山50 純米大吟醸 真中採り」 です。

今月初旬に「風の森 愛山50 純米大吟醸」をいただいたばかりなのですが、たまたま久々に行った酒屋さんで見かけ、「あれ?まだ売ってるんだ」と思い、よく見たら「真中採り」だったので、これも何かの縁かな、と思い購入しました。

真中採り(まなかとり)

あらばしりと責めの部分を大幅にカットし、香り、旨味、酸味のバランスの最適な部分のみを瓶詰めした特別な風の森です。いっそう透明感のある味わいをお楽しみ下さい。

といった具合にある特別な風の森だそうです。

前回いただいた風の森 愛山50はとても魅力的な味わいだったので、それが真中採りとなるとどうなるのでしょうか。

ではさっそくいただきましょう。

グラスを回すと、ストロベリーや蜂蜜、巨峰系のハニーブラックなどの甘酸味の混じる香り高いスイートな香り。口に含むとややトロリとした飲み口から微弱で軽快な微発泡感と甘美な甘旨み。余韻に蜂蜜や巨峰のような含み香を感じさせるクリアーな酸味とジューシーさを伴った微弱な苦みで、スッとキレます。

いやー、この微弱でクリアーな酸味と愛山米の甘旨味のバランスが素晴らしいですね。思わず笑みが零れ落ちるくらい旨いですね。さすが香り、酸味、旨味のバランスが最適な部分のみを瓶詰めしただけの日本酒だけあります。

もし、この日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、ピンチョスや旬の野菜のマリネなどと頂くか、アテなしでゆっくりじっくりこの日本酒の味わいに浸るのもいいかな、とも思いました。

***********************************************************************

「 風の森 愛山 純米大吟醸  真中採り」 純米大吟醸酒 無濾過無加水生酒

原材料名 米(国産)米麹(国産米)兵庫県産 愛山100%使用

精米歩合 50%

アルコール分 16度

***********************************************************************

「風の森 愛山 純米吟醸 真中採り」個人的には前回の愛山50より、こちらの真中採りの方が好みですかね。前回の愛山50も家飲みではもったいないくらい甘美だったのですが、こちらは良い意味で「どのシーンで、どんな人にでも」深く美味しく魅力的にいただけるのではないかと感じました。とにかく香り、酸味、甘旨味のバランスが素晴らしく、「香り高く甘めの日本酒は苦手」な方には少々向かないかもしれませんが、「程よく香り高く、酸味と甘旨味のバランスが良くジューシーで切れが良い」日本酒が好みな方は一度飲んでみてもよいかもしれません。定価が\2200と風の森にしては少々値が張りますが、正直コレに関しては、もう一本購入できるなら買っておきたいと思わせる味わいの一本でした。

どうもごちそうさまでした。

追記

2日目は所用で飲めず、3日目をいただいているのですが、より甘旨みが増して味わいが開いてきた?感じですかね。やはりフレッシュ感は穏やかになるものの3日目でも十分美味しいです。