青森県 豊盃 純米吟醸 月秋 ~ドライで旬な料理と合わせたい食中酒~

みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日いかがお過ごしでしょうか。今日は気温も落ち着き涼しく秋の気配が感じられる気温でしたね。このまま暑さがぶり返すこと無く、ゆっくりと秋に向かっていけば良いのですが。

さて、本日の一本

青森県 三浦酒造 豊盃 純米吟醸 月秋 です。

この日本酒はたまに行く酒屋さんで購入してきました。

豊盃は今年の3月に「豊盃 純米吟醸 華想い55」をいただきました。

今回はひやおろしになる秋酒ですかね。昨年は「特別純米 あきあがり」を飲んだのですが、今年は純米吟醸にランクアップ?したのですかね。

個人的に豊盃の甘旨みのある味わいは好みなので楽しみです。

では、さっそくいただきましょう。

香りは仄かに青リンゴやマスカット。口に含むと、ややトロスッキリとした飲み口からシャープでドライな甘旨みと余韻に程よい苦酸味。

ん~ドライですね。5℃~6℃で冷やしておいたのですが、豊盃にしては?けっこう辛口でキレるタイプ。ややするもドライでスッキリしている中に豊盃米らしいお米の旨味も顔を出します。

確かにスッキリしており雑味無くスルスル飲めるのですが、やや甘旨みやコクよりも辛さが全面に出ている印象。

2日目になっても大きく変わらずドライな味わいで、温度があがると甘旨みも仄かに開いてきて、ビターな酸味と苦みでスッキリキレてくる感じです。スッキリしていて飲みやすい食中酒なんだけど、もうちょっと甘旨味やコクが欲しい。

もしこの日本酒に何かと食べ合わせるかとしたら、秋刀魚や戻りカツオなどの旬の魚料理なんかと食べ合わせたいですかね。

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青森県 豊盃 純米吟醸 月秋

アルコール分 16度

原材料名 米(国産)米麹(国産米)

精米歩合 55%

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豊盃は地味~に好みでして昨年からちょこちょこ飲んでいるのですが、今回のこの豊盃は味わいはガラッと変わった印象です。「あれ?こんなにドライな感じだったっけ?」というのが正直な感想です。食中酒としては遜色なくこの時期の旬の料理と合わせるには間違いないかもしれませんが、こんなにも味わいが変わるのかといった感じです。味わい的には50代以上の方には受ける感じかもしれませんが、あまり若い人向けな味わいではないかもしれません。造り方?方向性?の変化ですかね?個人的には昨年の「あきあがり」の方が好みでした。

どうもごちそうさまでした。