山形県 上喜元 翁 生詰 2021 ~知る人ぞ知る限定酒~
みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域では心地の良い秋晴れが続いています。ちょっと早いのですが年末の大掃除に向けてというわけではないですが、最近自宅で使わなくなった衣類や靴を処分していたりもします。
さて、そんな身近なものを処分している日々にい頂いている一本はこちら
山形県 「上喜元 翁 生詰」です。こちらはちょこちょこ行く酒屋さんで購入してきました。上喜元翁は昨年も頂いていますね。昨年は購入するタイミングがやや遅くなってしまいましたが、今年は無事に11月上旬に購入することができました。価格も昨年と同様一升2200円というリーズナブルな価格。やはり今年もこコスパには勝てず一升瓶で購入してしまいました。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すとやや甘爽やかな吟醸香。口に含むとトロスッキリとした飲み口からスッと広がる甘旨味。余韻はスッキリとした軽快な苦味でサッとキレていきます。初日一杯目。やや硬さもあるもスッキリと纏まっている感じですね。余韻のキレは非常に軽快かつ程よい苦味。2~3杯飲み進めるとスッとした飲み口からサッとキレていく軽快な余韻。いやぁ非常にスッキリとした印象ですね。若干甘旨酸味を感じさせるもスルリと消えていく様相。こりゃ明日以降楽しみですね。
2日目になると、香りはスッキリとした吟醸香。口に含むとややトロリとした飲み口から、スッとバランス良く広がる甘旨味。余韻はスッキリとしたややドライな辛さで。やや長めにキレていきます。うーんまさに大吟醸ブレンド。リッチな旨味やコクが端々に感じられます。余韻のキレもよく肉料理や鍋物、煮物などと合わせたくなりなります。2~3杯飲み進めると、やや甘味が出てきた感じですね。飲み応えありつつも飲みやすく杯が進みます。
3日目になると極うっすらとした吟醸香。口に含むとトロスッキリとした飲み口から、まろやかに広がる甘旨味に微弱な酸味。余韻はスッキリとした苦酸味でスッとキレていきます。お!3日目いいですね。甘味がまろやかに表出され、心地の良い酸味と苦味でキレ良くスッとキレて行きます。味わいが乗ってきた感じですね。大吟醸らしいニュアンスを感じさせる綺麗な質感とブレンド感。
4日目になると香り穏やかに口に含むとトロスッキリとした飲み口から滑らかな旨味にスッキリとキレの良い余韻。旨味の味わいがパッと開いてきた感じですね。うーんまさにブレンドながら旨い吟醸酒といったところ。旨味が乗りつつ余韻の乳酸+複雑味もまたいいですね。ちょっと出汁のきいたおでんと合せていますが、いい感じですね。
5日目になると香りはうっすら甘爽やかな吟醸香。口に含むとややトロリとした飲み口から滑らかに程よく広がる甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で若干ベタ付きを感じさせキレていきます。スッキリとした味わいの中にまろやかな旨味を存分に感じさせます。旨味が凝縮されてますね~。爽やかな酸味も相まってか、グイグイと杯を進ませてくれます。
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山形県 上喜元 翁 生詰
アルコール分 : 16度
原材料名 : 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
***********************************************************************やっぱりこの翁のコストパフォーマンスは半端ないですね。大吟醸らしい味わいも感じさせつつ、食中酒としても守備範囲の広さを感じさせ、この時期の普段飲みやお店を経営している居酒屋さんだったら確実に常備したい一本かと思いました。
どうもごちそうさまでした。
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