田酒 特別純米 新酒 2022 ~火入との飲み比べ~

みなさまこんばんは。週末の土曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域では朝は雨が降り午後からは曇りがちな天候でした。

さて、そんな天候の中頂いている一本がこちら

田酒 特別純米 生 2022新酒です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。田酒の特純生は昨年も飲んでいますね。昨年の記事を見返すと特純の生酒と火入の見比べていますね。

今年も偶然!?火入が冷蔵庫にあったので見比べを

昨年とほとんど違いがないようですが、昨年は火入れの西暦が4桁の2021だったの対し今年は22の二桁になっていますね。↓昨年の裏ラベル

昨年はこんな感じで外見だけを見比べて終わりにしたのですが、改めて記事を見返すと、ここまできて飲み比べないのはおかしいよね?ってことで今年はちゃんと飲み比べます。

では、さっそくいただきましょう。

まずは新酒から

グラスを回すとほんのりと蒸れたお米の甘爽やかな香り。口に含むと、ややトロリとした飲み口から微弱にフレッシュな酸味にやや硬さを感じさせつつも口の中に広がる甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で程よくキレていきます。やはり新酒だけあってフレッシュに爽やかですね。まさに特純生酒といった具合。

続いて特別純米火入れ。香りは蒸れたお米にやや艶やかさを感じさせる香り。口に含むとややトロリとした飲み口に柔らかな甘旨味から微弱な酸味。余韻はスッキリとした苦味でスッとキレていきます。いやぁやはり田酒の特純爽やかにお米の旨味がバランス良く広がりますね。

こう飲み比べてみるとやはり新酒の方がフレッシュに酸味が広がり全体的に爽やかな感じで、火入れの方は滑らかな旨味の広がりと余韻にかけての酸味爽やかさが印象的ですね。

2日目になると、香りは新酒の方が青リンゴのような爽やかさに火入は蒸れたお米の爽やかさ。新酒の方はややトロリとした飲み口からフレッシュで、爽やかな甘旨味。余韻はスッキリとした苦味。火入はややトロリとした飲み口からまろやかに広がる甘旨味。余韻は穏やかにスッキリとした苦酸味で、キレていきます。

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田酒 特別純米酒 生 2022年 新酒

アルコール分 : 16度

原材料名 : 米(国産)米こうじ(国産米)

精米歩合 : 55%

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いやぁこう飲み比べると面白いですね。いや、別に飲み比べなくとも生酒はフレッシュに爽やか、火入は穏やかにバランス良く旨味広がる、ってイメージは持ちやすいんですが、実際飲み比べてみると…

まさにそのとおりでした!

しかしこう、改めて飲み比べてみると個人的には火入の方が好みな味わいですかねぇ。これがまた年末にリリースされる干支ボトルになると、また一際違った魅力的な味わいを醸し出すんですよね。(まぁ干支ボトルは純米吟醸クラスなのでこちらの生酒とはちょっと違ってるんですけどね)

どうもごちそうさまでした。