新潟県 佐渡 風和(かぜやわらか)純米活性にごり酒 ~スッキリ丁寧ジューシー~

2021年2月23日

みなさまこんばんは。三連休中日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域では午後からぱらぱらと雨が降ってきました。日中voicyでキンコン西野さんの『「はれのひ事件」と「リベンジ成人式」の裏側で起きていたこと』を聞いていて、あの事件からもう2年も経ったんだなぁと成人の日を目の前にしてしみじみと感じました。

さて、そんな成人の日の前日にいただく一本はこちら

「新潟県 佐渡市 加藤酒造 風和(かぜやわらか)純米活性にごり酒」です。

加藤酒造の日本酒は昨年、純米しぼりたて生酒をいただています。今回は活性にごり酒です。

では、さっそくいただきましょう。

今回は久々の活性にごり酒だったので、開栓時あふれ出さないか少々心配だったのですが、無事におとなしく開栓できました。

グラスを回すと、香りは軽やかなリンゴやメロン、マスカットを思わせるような爽やかで初々しい香り。口に含むとスッキリとした飲み口からシュワシュワと弾ける活性にごり酒らしい強炭酸の中に程よい甘旨味。余韻にややくっきりとした苦酸味が感じられます。飲み進めるとややドライであるものの青リンゴのような含み香を感じさせ強めの発泡感がジューシーさを演出。

中盤くらいから滓を混ぜ合わせると、スッキリした中に甘旨味が混ざり合い、まるでカル〇スソーダのような味わいに。昨年飲んだ而今のにごり酒ほどの甘旨味は感じさせませんが、タッチが柔らかくマスカットや青リンゴのような爽やかな含み香と活性にごり酒らしいジューシーな甘酸味が、盃をグイグイ進ませてくれます。

後半滓が多めになると、まさににごり酒の本領発揮。スッキリとした酸味のある飲み口から、芳醇なお米の甘旨味がしっかりとと乗っかります。

もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、トロやブリなどの脂の乗ったお刺身や、季節的にあんこう鍋やフグ鍋などの鍋料理はどうでしょうかね。

***********************************************************************

新潟県 加藤酒造 風和(かぜやわらか)純米活性にごり酒

原材料名 米(佐渡産)米麹(佐渡産米)

精米歩合 60%

アルコール分 16度

***********************************************************************

「風和かぜやわらか」のにごり酒は始めていただいたのですが、これはキケンな一本ですね。飲み口がスッキリしている中に、水とお米と造りの良さに気がつけばあっという間に飲み干せてしまう味わい。佐渡市や新潟以外ではなかなか飲める機会の少ない地酒かもしれませんが、丁寧な造りをしてる体現している一本かと思います。

どうもごちそうさまでした。