新潟県 純米 峰乃白梅 ~してやられた一本~

みなさまこんばんは。緊急事態宣言がなされたスーパームーンの火曜日いかがおすごしでしょうか。本日ついに政府から緊急事態宣言の発令がなされましたね。期間は来月の7日G.W明けまでらしいのですが、これからも週末はどう過ごしましょうかね?

さて、そんな緊急事態宣言がなされた日に頂く一本はこちら

新潟県 「峰乃白梅 純米」です。こちらはこのブログではお初銘柄。新潟のお酒は久々です。このお酒は年に1~2度行く酒屋さんで購入してきました。

この峰乃白梅は「越乃寒梅」「雪中梅」と、ともに「越の三梅」や「越後三梅」ともいわれた新潟銘酒です。今までまったく気にとめていなかったのですが、久々に足を運んだ酒屋さんで2019年「Sake Competition」で「飛露喜越えの6位の酒」と唄っており価格もお手頃だったので、ついつい購入してみました。

では、さっそくいただきましょう。

香りはうっすらメロンのような香り。口に含むとややトロリとした飲み口からスッキリと広がる甘旨味。余韻に微弱な苦酸味を感じさせつつスッキリじんわりとキレていきます。スッキリしつつもバランスの良い甘旨味。スルスルイケるタイプの味わい。それでいて酸味も強すぎず、キレッキレって訳でも無く、しっかりとお米の旨味も感じられつつ、ややメロンのようなトロッとした旨口なニュアンスを残すような味わい。

香りを嗅いだ瞬間、ん!?これはもしや冩楽!?と思ったのですが、調べてみると、やはり冩楽の井島杜氏さんがこちらに移られて手がけていたのですね。この味わい納得です。

2日目は飲まずに3日目になるとピーチやメロン、バナナのような芳醇な香り。口に含むとトロっとした飲み口からまるで熟したバナナのように甘く蒸れた味わい。濃醇で甘旨だけども余韻はスッキリとまとめている感じ。個人的にはけっこうハマりそうな一本。

もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、お肉でもお魚オでもールマイティにイケる食中酒かなと思いました。

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原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)

精米歩合 65%

アルコール分 15度

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いやー、してやられました。まさかこんな味わいとは。芳醇旨口、シンプルに飲み飽きしない食中酒ですね。さすがサケコンペ2019飛露喜越えの酒だけありますね。新潟の淡麗辛口のイメージを一新する味わい。逆に淡麗辛口が好みな方は合わないかもしれませんが、4合瓶定価で1150円というこのご時世お財布に優しい価格。もし、この日本酒をどこかの酒屋さんで見かけたら、普段飲みの晩酌酒として十分な実力と味わいを兼ね備えているかと思います。

どうもごちそうさまでした。