福島県楽器正宗本醸造生詰　～楽器正宗のその魅力～

2020年5月22日

みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域で、は今週はあまりすっきりしない天気が続き、肌寒い日も続きました。もう５月も後半になり、このまま梅雨入りしてしまうのでしょうか？

さて、そんな梅雨入りを危惧する週末の一本はこちら

福島県「楽器正宗本醸造生詰」です。こちらは比較的近所にある酒屋さんで購入してきました。ここ数年人気を博している一本ですね。このブログでも楽器正宗は昨年何本かレビューしました。そんな中、この生詰はまだだったこともあり、いただいてみることにしました。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと香りはややライムや柑橘系の爽やかな香り。口に含むとややトロリとした飲み口から微弱な酸味を伴いつつとろけるような甘旨味が広がり、余韻に微弱な苦酸味でややドライにスッキリとキレていきます。含み香にリンゴやバナナのような爽やかも感じられます。

おぉ、意外にガス感無く、トロッとした甘旨味ですね。楽器正宗はガス感の強いイメージがあったのですが、この生詰はガス感無く弱い酸味でスッキリまとめている感じですね。あ～いいですね。飲み進めるとやや乳酸チックな香りにトロスッキリとした飲み口にサッとキレる味わい。これも生酛造りなのかな？どことなくソガペのヌメロアンを感じさせるような感じ。余韻のドライ感が強く感じられるあたりがもう少しソフトに甘爽やかナチュラルにキレるとより一層面白くなりそう。

２日目になると香りは爽やかなラムネや青リンゴ、柑橘系な香り。口に含むとトロスッキリとした飲み口から軽やかに広がる甘旨味がパッと広がり余韻の苦辛味でスッとキレていきます。昨日とは打って変わって甘旨味がまろやかになり、スッキリとしたキレの良い爽やかさがでてきてますね。奥行きに若干のアルコール感のある甘味が感じられるもバランス良くいただけます。

もしこの日本酒に何か食べ合わせるとしたら、スモークサーモンやカツオのタタキなんかはどうでしょうかね。