佐賀県光栄菊黄昏Orenge　～３日目の味わいに注目～

2020年6月5日

みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。私は仕事終わりに近所を軽くジョギングしてきたのですが、駅近の居酒屋にはそこそこお客さんがいた感じでした。それも以前から営んでいた老舗の居酒屋には人が入っていた印象でした。今後居酒屋さんや夜の飲食店さんには人がもどるのでしょうか。

さて、そんな疑問を持ちつついただく一本はこちら

佐賀県栄光菊黄昏Orange です。光栄菊はこのブログでは２本目ですね。今や飛ぶ鳥を落とす勢いのある光栄菊。前回はSnow Crescentをいただきました。今回は黄昏Orangeです。こちらは時々行く酒屋さんで購入しました。

前回のSnow Crescentはけっこうインパクトがあったのですが、こちらはどうでしょうかね。人気上昇中の光栄菊。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとオレンジとリンゴを掛け合わせたかのような香り。なんとなくアプリコットっぽさも。口に含むとややトロスッキリとした飲み口から爽やかで舌触りのよい酸味からサラりとした柔らかい甘旨味。余韻にグレープフルーツのような甘苦酸味を伴いクリアにキレていきます。余韻の苦味が特徴的ですね。全体的にスッキリと軽やかにまとめつつ、エキスっぽさを感じさせ、余韻のビターな苦味に甘酸味を付け加えたようなニュアンスでグレープフルーツっぽさを演出。初日なので若干の硬さと未成熟さも感じながら明日以降の変化い期待したいですね。

２日目になると、香りはやや穏やかな柑橘っぽさ。口に含むとトロスッキリとした飲み口から程よくまろやかな甘旨味が爽やかに感じられ、余韻はスッとキレ良く軽めの苦酸味と弱いグレフル感で爽快感に包まれながらいつのまにかフェードアウト。味わいがグンっと良くなりましたね。硬さが取れ軽やかさを感じさせつつバランスのよい甘旨味と、それらをまとめあげる爽やかなオレンジのような柑橘フレーバー。いいですね。

３日目になると、香りは爽やかな柑橘っぽさにミルキーなバニラっぽさが加わる感じですかね。（なんとなく、ソガペの３号に近いような印象!?）口に含むとトロスッキリとした飲み口から程よくまろやかな甘旨味。これは麹菌や酵母菌、乳酸菌などの微生物が生き生きワクワクとしている感じがしますね。スッキリ爽やかな柑橘系な飲み心地の中に重層的且つ艶やかな甘旨味を感じさせますね。余韻のグレフル感はけっこう弱くなりましたが、ミルキーなニュアンスが全体的なバランスをより魅力的に演出させます。