宮城県 裏萩の鶴 生原酒 緑瓶 ~とりあえず手に取ってみて~

みなさまこんばんは。週末の土曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域ではやや薄曇りであまりスッキリとしない天気でした。夕方以降は突然の土砂降りで驚きました。

さて、そんなスッキリとしない天気の週末にいただく本日の一本はこちら

宮城県 萩野酒造「裏萩の鶴 生原酒」です。これはときどき行く酒屋さんで購入してきました。このブログでは「萩の鶴」は久しぶりですね。今回はついついお手頃な価格(なんと税抜き\1000円!)に惹かれ手が伸びでしまいました。

そんなお手頃な価格に手が伸びてしまった一本、ではさっそくいただきましょう。

グラスを回すと、スウィートなリンゴのような爽やかな香り。ややミンティなニュアンスも。口に含むとトロッとした飲み口からプチプチと弾けるような微発泡感。クリアーで程よい飲み心地の甘旨味。余韻はややビターな苦酸味を広げつつもスッキリとキレていきます。

スッキリと爽やかですね。プチプチとした青リンゴのような爽やかな微発泡さを感じさせつつ、軽快でクリアーな飲み心地。余韻はやや印象的なビターな苦酸味。全体的に青リンゴっぽさを主体的にスッキリ&爽やかにまとめている感じ。初日はまだちょっと硬いかなぁ。

2日目になると瓜+メロンのような香り。口に含むとフレッシュな酸味から爽やかな甘旨味。余韻にちょっとビターな苦酸味。昨日よりは程よく硬さも弱まり、まろやかで爽やかな微発泡感を感じさせつつクリアーにキレ良くいただけます。にごりの滓の部分が混じるとより甘旨味が増し、微発泡感と相まってお米の炭酸ジュースの様相を醸し出しますね。うま!

もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、暑い夏の食前酒としてカルパッチョやピクルスなど酸味の効いた料理なんかはどうでしょうか。

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宮城県 裏萩の鶴 生原酒

品目 : 日本酒

原材料名 : 米(国産)米麹(国産米)

アルコール分 : 15度

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今回のコロナ渦により、飲食店さんはもとより問屋さん酒屋さん、そしてそのお酒を造られている蔵元自身も厳しい状況にあると思います。先日今回取り上げた同じ宮城県内の蔵元で、このコロナ渦の影響により売れ残った日本酒を回収し、自社で処分するという映像を見る機会がありました。

このような状況下で自社の日本酒が過多になり処分する蔵もあれば、それをどうにかして消費者にお手頃な価格で販売する酒造もあったりもします。蔵元の考えは様々で、私のような些末な酒飲みがあれこれ言うことではないのですが、こんな状況だからこそ少しでも多くの人々に日本酒の魅力を感じられたらな、って思います。

とりあえず今回の裏萩の鶴、もちろん価格以上の味わいで楽しめました。

どうもごちそうさまでした。