福島県 楽器正宗 純醸 ~惹き付ける食中酒~

みなさまこんばんは。4連休最終日いかがお過ごしだったでしょうか。今日であっと言う間に連休が終わってしまいましたね。私はこの連休を使って岩手、秋田、山形、福島と東北地方をぐるっとまわってきました。ちょこちょこ観光名所を巡ってきたのですが、やはりどこも人出は少ないように感じましたね。

さて本日の一本はこちら

楽器正宗 純醸です。こちらは比較的近くにある酒屋さんで購入してきました。楽器正宗はちょっと前に生詰をいただいています。今回は純醸。アル添してない純米酒ですね。楽器正宗はとにかく、コスパが良い印象。火入れながらフレッシュなガス感があり、本醸造らしからぬ味わいで魅了させてくれます。

今回はアル添なしの楽器正宗。果たしてどのような味わいでしょうか。

では、さっそくいただきましょう。

香りは穏やかな中にやや爽やかさもある乳酸チックな香り。口に含むと口に含むとややトロリとした飲み口からプチプチとした微弱な酸味からトロリとした艶やかで滑らかな甘旨味。余韻は軽快な苦酸味でスッキリと微弱な苦味を残しつつキレていきます。

少し飲み進めていくと香りはメロンやマスカットのように。トロリとした艶やかで滑らかな甘旨味が酸味でキュッとエレガントに絞られていくよう。余韻も若干甘ベタ付きが残る感じながらスッキリと爽やかに。楽器正宗らしい爽やかなガス感を伴わせつつ純米酒らしいお米の旨味を引き出した感じ。

2日目になると、香りはメロンやバナナのような少し甘爽やかさを感じさせます。口に含むとややトロリとした飲み口から微弱な酸味が弱く感じられつつ、トロリとしたまろやかな甘旨味から余韻に程よい苦酸味でスッキリとキレていきます。ガス感が弱まる2日目は純米酒だけあってスッキリしつつもしっかりとした飲み心地を感じさせます。

今、この日本酒のアテにメバチマグロと上カツオを頂いているのですが、良い具合にマッチしますね。飲んでいると不思議とこの楽器正宗からアテを求めてくる感じがします。うーん、まさに惹き付ける食中酒(笑)

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楽器正宗 純醸

特定名称:純米酒

原材料名:米(国産)・米麹(国産米)

精米歩合:麹米60% 掛米70%

アルコール分:15度

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楽器正宗 純醸、アル添の中取りや生詰とはやはり一線を画す味わい。純米酒だけあってか最後の方はやや重たさも感じられるかな。その点やはりアル添の楽器正宗のほが、スイスイとした飲みやすさがある印象。東北巡りの最後にこの楽器正宗を醸している大木代吉本店に寄り話を聞いたのですが、楽器正宗はまだ試験醸造的な扱いにあるそうな。今後の動きにも注目したいですね。

どうもごちそうさまでした。

 

おまけ

岩手山と八幡平のニッコウキスゲ

平笠不動避難小屋付近から

山頂

八幡平に咲いていたニッコウキスゲ

やはり山と自然はいいですね。(もちろん美味しい日本酒も!)