奈良県 風の森 ALPHA 夏の夜空 ～季節限定人気上昇中酒～
みなさまこんばんは。８月最後の土曜日いかがお過ごしでしょうか。いや、今日も本当に暑かったですね。ちょっと外を動き回るだけで汗がにじみ出てきました。
さて、そんな暑さ極まる日に頂く、本日の一本はこちら
風の森 A[LPHA 夏の夜空]です。こちらは昨年も頂いていますね。今年は発売されるか、ちょっとだけどぎまぎしていましたが、昨年よりもおよそ２ヶ月遅れで無事販売されましたね。ここ数年、風の森の人気が高まってか、この季節限定の風の森はより一層購入が難しくなってきている印象ですね。来年は無事購入できるか不安になる一本。
では、さっそくいただきましょう。
香りは梨やラフランス、ラムネのような爽やかな上立香。口に含むと、トロシュワッとした爽やかでフレッシュな酸味をベースにクリアーに広がる甘旨味。余韻は柑橘っぽい爽やかな含み香を感じさせつつ、スッキリと爽やかにキレていきます。いやー爽やかですね。爽やかながらフレッシュな酸味にトロッとした甘旨味の複層的な味わい。余韻のオレンジやミカンを思わせるような後味のよさ。フレッシュ＆クリアーでジューシーな味わいでいて余韻も柑橘っぽく爽やかでいて、スイスイとイケますね。
２日目になると、上立香はラムネや爽やかなラフランスのよう。口に含むとややトロスッキリとした柔らかい飲み口から穏やかな酸味に程よくジューシーな甘旨味。余韻に幸水のような和梨やメロンのような印象を感じさせつつ、とろけるようにキレていきます。
昨日よりもだいぶ酸味が落ち着きまろやかになった印象。まろやかでおだやかな酸味。余韻に若干柑橘っぽい爽やかさ。なーんとなく新政の陽乃鳥のよう。爽やかな酸味にまろやかさ。開けたての昨日よりもフレッシュなジューシー感は穏やかになりますが、楽しめる味わい。昨日のように開栓日には食前酒として翌日は食後酒としてはどうでしょうか。
ALPHA 風の森とは
従来の風の森野枠を越えて目標を定め、独創的な技術で日本酒の可能性を追求します。
”夏の夜空”は通常のTYPE1よりアルコール度数を更に低めに設計し、一層飲みやすい12%といたしました。洋梨やラムネのような爽やかな香りで瑞々しい口当たりです。４年目の今年は、設計を大幅に変更し、味わいの密度を高める事を目標に取り組みました。ボトルには風の森峠の南方に大きく輝くさそり座をデザインいたしました。
***********************************************************************油長酒造 風の森 ALPHA TYPE1 夏の夜空 純米酒 無濾過無加水 生酒
原材料名 米(国産) 米麹(国産米) 契約栽培米 奈良県産秋津穂100%使用
精米歩合 65%
アルコール分 12%
仕込水 超硬水 金剛葛城山系深層地下水 硬度 250mg/L
***********************************************************************
昨年と比べると、仕込水の硬度が214mg/Lから250mg/Lに上昇したと共に、価格も\1150円から\1300円へと13%程上昇。(昨年の消費税8%から10%への2%を加味すると、11%程の上昇かな)しかしそんな価格の上昇以上に（てゆーか、この味わいでこの価格は本当に魅力的過ぎて）この夏の夜空の人気上昇は止まらないかと思います。
どうもごちそうさまでした。