福井県黒龍純吟ひやおろし～秋の夜長に楽しむ一本～

2020年9月2日

みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日いかがお過ごしでしょうか。あっという間に８月も終わり９月に入ってしまいましたね。

さて、そんな９月初めに頂く一本はこちら

「黒龍吟醸ひやおろし 2019BY」です。

こちらは昨年も頂いているのですが、途中で飲み潰れて？記事にできなかったものです。黒龍酒造の季節ものでは、今年６月に九頭龍純米夏しぼりを頂いています。前回の夏しぼりは比較的爽やかにいただけましたが、今回はひやおろしです。

では、さっそく飲みつぶれないよういただきましょう。

香りはスッと仄かにやや爽やかにメロンやライチのよう。口に含むとトロリとした飲み口から柔らかく徐々に膨らむ甘旨味。余韻はしっかりと印象のあるスッキリとした苦辛さがやや長めに続きます。ひやおろしだけあってトロッとした旨味がいいですね。柔らかくも味わい深くまさにひやおろしらしい旨味の乗った味わい。余韻のドライ感がやや印象的かな。お燗でもよさそうですね。

２日目になると仄かにうっすらとメロンのような香り。口に含むとトロッとした飲み口からスッキリかつじんわりと広がる甘旨味。余韻はスッとキレ良くじんわりとドライさが続きます。まろやかな甘旨味がやや大きく膨らみ旨味と余韻のキレが力強いですね。

もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、この時期旬の秋刀魚の刺身やカツオお燗だったら焼き秋刀魚などはいかがでしょうか。