秋田県新政貴醸酒陽乃鳥 2019　～爽やかキレ良い甘味～

2020年9月5日2020年9月18日

みなさまこんばんは。週末の土曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私は前々から行ってみたかった山梨県の鳳凰三山に行ってきました。スタート地点の青木鉱泉から地蔵ヶ岳を目指し、そこから観音岳、薬師岳と縦走してきました。ドンドコ沢の登りはなかなかタフな登りでしたが、途中途中に滝がみれて気休めになりました。

五色の滝

山頂

オベリクス

地蔵ヶ岳に登頂したときは穏やかな天気だったのですが、縦走を初めて行くとだんだんとガスっぽく雲に被われてしまい最後の薬師岳では他の山の景色はまったく見えませんでした。

ちょっと話題が逸れましたえ。

さて本日頂いている一本はこちら

秋田県「新政陽乃鳥 2019BY」です。こちらは昨年も頂いていますね。貴醸酒だけあって、結構甘味が強い印象だったのですが、今年度はどうでしょうか。

では、さっそくいただきましょう。

香りは爽やかなパインやマンゴーのような南国フルーツのような香りがうっすら仄かに広がります。口に含むと、トロリとした飲み口から軽微な酸味ととろけるような甘旨味。余韻に微弱で軽微な苦酸味が舌先に程よく続きます。貴醸酒らしく甘味が前面にでているのですが、かなりバランス感を意識して造り込んだようにも感じます。ただ甘いだけではなく、味わいの中に、酸味をうまく表出させ甘味を出しすぎず、余韻もダレることなく甘酸味のスッキリ爽やかな印象を持たせてくれます。

１日置いて３日目香りは爽やかパインのよう。口に含むとトロスッキリとした飲み口からスッキリ爽やかに広がる甘旨味。余韻は軽快にスッキリと爽やかにキレていきます。うぉ！洗練されてきてますね！これはなんだろうメロン＋パインのような南国フルーツジュース。これはヤバいですね、日本酒ということを忘れさせるようにグビグビとイケます。もちろん甘いのは甘いのですが、余韻の爽やかなまとめ方が素晴らしいですね。

飲み進めていくとやはり甘味が強い印象なので、食後酒として食後にちょっといただくのはどうでしょうかね。