福島県楽器正宗別撰中取り 2019BY　～別撰中取りこのコスパ力～

2020年10月11日

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域は曇りがちの天気であまりスッキリとはしませんでした。もう少し天気が良ければ近場の低山にでも登ろうかと思ったのですが、昨日の大雨で足場が心配だったので控えました。

さて、本日の一本はこちら

楽器正宗別撰中取りです。こちらは昨年も頂いている一本ですね。今年も税込み1300円以下という価格に釣られて購入。楽器正宗は最近では８月に試験醸造の福乃香を頂いていますね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと香りは仄かにメロンやバナナのよう。やや乳酸チックな香りも。口に含むと、ややトロリとした飲み口からプチプチとした爽やかなガス感から柔らかく広がる甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味でスッとキレていきます。おぉ、こりゃいいねです。昨年のはそこまで、いいな！と感じなかったのですが、今年はけっこういいですね！中取りらしい旨味も感じられ、甘旨酸味のバランスが程よく整っている感じ。余韻にややドライ感も出てくるも、嫌みなくスッキリとした感じですね。飲み進めると艶やかさも出てきた感じで、酸味と艶やかさが相まってか、より一層深く楽しませてくれますね。

２日目になると香りは微かなバナナやメロンのよう。口にふくむとややトロスッキリとした飲み口からまろやかに広がる甘旨味。余韻は短くスッキリとした苦酸味でキレていきます。昨日よりもややシャープになった感じかな。まろやかな旨味をシャープにドライな苦酸味でキュッと〆ていくかのような感じ。温度が上がると甘旨味が膨らみドライ感も穏やかになります。

もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、お刺身だったらマグロの赤身やブリ、お肉だったら和牛のしゃぶしゃぶ、麺類だったらペペロンチーノなんかと合わせたいかな。