栃木県 鳳凰美田 本吟 無濾過本生 ~この魅力的コスパ!~

2020年10月23日

みなさまこんばんは。今年10月も残すところあ一週間と2日となった10月下旬、いかがお過ごしでしょうか。月日が経つのも早いもので今年もあと2ヶ月ちょっととなりましたね。

さて、そんな10月下旬に頂いている一本はこちら

栃木県 鳳凰美田 本吟 無濾過本生です。こちらはときどき行く酒屋さんで購入してきました。一升瓶の無濾過アル添の生酒です。鳳凰美田は久しぶりかな、思ったのですが、今年の3月に wine sell sparkling を飲んでいますね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとマスカットやライチのような爽やかな蒼さを感じさせる香り。口に含むとややトロスッキリとした飲み口から、程よく滑らかに広がる甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で程よくキレていきます。うん、こりゃバランスいいですね~。軽快過ぎず重すぎず、かといって薄っぺらすぎずに程よく酸味も感じさせるジューシーな味わいも持ち合わせつつも楽しませてくてますね。うん、軽快で爽やかなジューシーな爽やかさ。やや甘味が主張してくる部分もあるかと思いますがちょっと味わいのある軽快で爽やかなトロピカルなピーチっぽさをイメージさせますね。

2日目になると香りは穏やかにややメロンのような吟醸香。口に含むとややトロリとした飲み口から程よくまろやかに広がる甘旨味。余韻にスッキリとした苦辛味でややドライにキレていきます。昨日よりも甘味が穏やかになりまろやかにまとまってきていますね。スッキリとクリアーな中にもやや骨格の太さも感じられ、飲み飽きさせませんね。

3日目になると香りは爽やかなメロンのような吟醸香。口に含むとややトロスッキリとした飲み口から微弱な酸味にまろやかな甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で爽やかにややドライ感を交えつつ軽快にキレていきます。うん、いいですね。程よい甘旨酸味がジューシーにややクリアーさも交えつつスッキリ爽やかに頂けます。温度が上がると、ややシャープなニュアンスも纏いつつも、ジューシーな甘旨味にキレのよい苦酸味でスッキリとまとめていきますね。

4日目になると爽やかなメロン+青リンゴのよう。口に含むとややトロスッキリとした飲み口からトロリとした甘旨味。やや微弱な酸味を交えつつ余韻はスッキリとした軽快な苦酸味でキレていきます。昨日よりも穏やかにかつバランスよくまとまってきてますね。スッキリとした味わい主体に鳳凰美田らしい甘旨味を感じさせます。「これ本当にアル添なの?」と疑いたくなるような酒質。まるでスッキリとしつつもバランスの良い純米酒のように頂ける味わいです。

5日目も香りは昨日のような仄かに爽やかに青リンゴ+メロンのよう。口に含むとややトロリとした飲み口からクリアーに程よい広がる甘旨味。余韻は程よい苦酸味でスッキリとキレていきます。うん、やはりバランスいいですね。甘旨味が広がったかと思うと、キュッと締めてまとめていく感じですね。

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栃木県 鳳凰美田 本吟 無濾過本生

原材料名 : 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール

精米歩合 : 55%

アルコール分 : 16度移以上17度未満

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こりゃいいんじゃないでしょうかね。肩肘はらずに頂ける一杯かと。一升瓶で税込み2500円以下というスーパースペック。普段飲みの家飲みではハイコスパな晩酌酒として、居酒屋さんとしてはフルーティーかつ爽やかな酒として、この時期に常備しておきたい一本かと思わせます。

どうもごちそうさまでした。