栃木県鳳凰美田碧判　～BIDENはより世界へと～

2020年11月18日

みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日いかがお過ごしでしょうか。先週末アメリカの大統領選では、ジョー・バイデン候補がみごとに当選となりました。奇遇にもちょうどこのお酒を買った日でしたね。いやぁ、それにしてもこんなことがあるんですね。ご存じの方も多いかもしれませんが、この鳳凰美田の「美田」をローマ字にすると「Biden」、そう今回当選したバイデン次期大統領と同じ名前のお酒ということです。

さて、そんな「Biden」つながりで一躍注目を浴びている日本酒の鳳凰美田ですが、今回いただく一本はこちら

「鳳凰美田碧判」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。鳳凰美田の碧判ですね。これは昨年までは一升瓶でしか販売されておりませんでしたが、今年は４合瓶でもリリースとなりました。ちょっと気になっていたんですよね。この碧判。鳳凰美田は先月本吟をいただいたばかりですね。

では、気になっていた碧判、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと爽やかなマスカットのような香り。口に含むと、ややトロリとした飲み口から濃醇な甘旨味。余韻にベリーのような含み香を感じさせつつ、ややしっかりとスッキリとした苦辛味でキレていきます。けっこうどっしりとした旨味が響きますね。２～３杯のみ進めると、やや旨味がフラットになってきました。スッと入りサッとキレていく感じ。濃醇な甘味が主となりベリー系のような甘爽やかな含み香で嫌な苦味をスッと消していく感じ。

アテには、ハタとミンククジラのお刺身と合わせて頂いていますが、個人的には白身魚のはたの方が美味しくいただけるかな。

２日目になると、香りはスッと抜けるマスカット。口に含むとトロスッキリとした飲み口から、やや硬さを感じる部分があるも、まろやかフラットに甘旨味が広がり、余韻に程よい苦辛酸味でやや長めにキレていきます。うん、１日目よりもスッキリとまとまってきていい感じですね。含み香もマスカットやデラウェアを思わせるよう。