福井県 黒龍 垂れ口 本醸造 ~新酒ほとばしる甘旨味~

2021年12月7日

みなさまこんばんは。三連休の中日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域は、この連休天候もよく絶好の行楽日よりでした。

昨日はせっかくなの連休なので早朝より山梨県にある大菩薩嶺に登ってきました。

お手軽な百名山として有名な大菩薩嶺ですが、昨日朝の稜線上は冷たい風がやや強めに吹いており、晩秋から初冬を感じさせる体感でした。

さて、そんな晩秋初冬を感じさせられた翌日にいただく、一本はこちら。

黒龍 垂れ口 本醸造です。こちらはちょこちょこ行く酒屋さんで購入してきました。黒龍の垂れ口本醸造は昨年も飲んでいますね。黒龍の季節ものはなぜか手がでてしまいますね。やはりこの味わいの安定感ですかね。

そんな黒龍新酒の本醸造の薄にごり。ではさっそくいただきましょう。

グラスを回すと爽やかなマスカットや青いメロンのよう。口に含むと、トロリとした飲み口から、しっかりとかつスッキリと広がる甘旨味。余韻は程よくアル感を感じさせ、スッキリとやや長めにキレていきます。温度があがってくると甘旨味が柔らかくなり甘さとキレ感が絶妙なハーモニーを醸し出しますね。薄濁りの滓が絡んでくるとスッキリとしつつも爽やかな中にお米の旨味が優しくほんわりと広がりますね。

***********************************************************************

黒龍 垂れ口 生酒 本醸造

原材料 : 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール

使用米 : 福井県産 五百万石100%

精米歩合 : 65%

アルコール分 : 18度

***********************************************************************

うーん、やはり今年も飲ませてくれますね。本醸造の生原酒らしく甘旨味のパンチが利いているものの黒龍のアル添の技術力なのか、甘口ながらもスッキリとキレるバランス感がほとばしる新酒の一本かな、と思わせられました。

どうもごちそうさまでした。