山口県 わかむすめ 秘色 純米吟醸 ~妖艶なわかむすめ~
みなさまこんばんは。週の真ん中、水曜日いかがお過ごしでしょうか。本日1月20日は大寒ですね。私の住む地域でもまさに大寒という寒さを体感させてくれました。
さて、そんな大寒に頂いている本日の一本はこちら
山口県 わかむすめ 秘色 純米吟醸 無濾過生原酒 です。
こちらはときどき行く酒屋さんで購入してきました。わかむすめは昨年頃からちょこちょこくSNSで見かけるようになり、何気なく気になっていた一本です。(調べてみると、昨年6月に毎日新聞に取り上げられたり、全国新酒鑑評会で初入賞したりと話題があったのですね)
どことなく表ラベルもブラックとエメラルドグリーンにと、どことなく鬼滅の~をイメージさせるラベル柄ですね。
さて、そんな日本酒業界だけではなく映画業界での話題をも乗っけていくわかむすめ。今回は純米吟醸の秘色(ひそく)をいただきます。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと、すいかやメロン、ウリのような香り。口に含むとややトロリとした飲み口から、微弱な酸味からまるで貴醸酒のようなトロットロな甘旨味。余韻は程よい苦渋酸味でやや長めにキレていきます。ややスパイシーさをまとわりつかせたような蜂蜜のようなトロ甘さ。エキス感というよりもビロードのようなニュアンス。ド太い甘さを微弱な酸味でそつなくカバーしている印象。
2杯目になると、仄かに若草やはちみつレモンのような香り。口に含むとトロスッキリとした飲み口から微弱な酸味にやや大きめな甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味でキレていきます。1杯目よりは甘味がだいぶ落ち着きましたね。うーん、こりゃぁスパイシーなジューシーさ。単純な甘旨ジューシーというよりも、酸味と苦味をうまく甘旨味に調和させた感じ。
3杯目~4杯目になると程よく軽快にメロンのようなニュアンスを感じさせつつ、蜂蜜レモンのようなスパイシーなジューシーさに。ちょっと甘味が強い感じが引っかかるかな。
2日目になると、香りは爽やかなラムネやサイダーのよう。口に含むと、ややトロスッキリとした飲み口から、軽微な酸味に軽やかに広がるおしとやかなジューシーさ。余韻はスッキリとした苦酸味で、やや長めにキレていきます。ん~スッキリとした味わいにの中にどことなくメロンやバナナのような甘旨味も感じさせますね。
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山口県 新谷酒造 わかむすめ 秘色 純米吟醸 無濾過生原酒
精米歩合 : 60%
アルコール分 : 17度
原材料名 : 米(国産)・米麹(国産)
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いやぁ~、まさに妖艶な味わいですね。飲み始めはポチャッとしたふくよかで無垢な「わかむすめ」でしたが、飲み進めていくうちに次第に艶やかで魅惑的なオーラを身に纏い飲み手を深い魅力に惑わせてくれるような、なまめかしくも「妖艶なわかむすめ」と変貌していきますね。
どうもごちそうさまでした。
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